マクロン仏大統領、「今後数日間が情勢安定化にとって決定的となる」
ウクルインフォルム
マクロン仏大統領は7日、今後数日間が情勢の安定化・沈静化にとって決定的となると発言した。
マクロン仏大統領がモスクワでのプーチン露大統領との共同記者会見時に発言した。
マクロン氏は、現在緊張がさらに高まっており、それはロシアにとっても欧州にとっても利益にならないとし、「私たちは、情勢安定化、沈静化達成のために、具体的方策で合意しなければならない。私たちはそれを一緒に協議した。今後数日間か数週間でそれが確定されなければならない。それは、米国、NATO、欧州の国々との協議と諮問、そして明日のゼレンシキー大統領との対話に左右される」と発言し、再び「今後数日間が決定的だ」と強調した。
また同氏は、「私たちは、欧州における安定と安全の新しい秩序を保証すべく、共に働く願望がある」とし、その点でロシアに対して「具体的な安全保障」が提案されたと発言した。
同氏はその他、「ロシアは欧州の国だ。欧州を信じるものは、欧州の未来を欧州の人と建設するために、ロシアと働き、策を見つけることができなければならない。簡単だろうか? 否。それは難しい。しかし、それを拒否すべきではない」と強調した。
なお、マクロン氏は、8日、キーウ(キエフ)を訪問し、ゼレンシキー大統領と会談する。