クレーバ宇外相、米独外相らと電話会談 治安情勢協議
ウクルインフォルム
ウクライナのクレーバ外相は11日、ブリンケン米国務長官、ベーアボック独外相、ボレル欧州連合(EU)上級代表と個別に電話会談を行い、現在の治安情勢につき協議を行った。
クレーバ外相がツイッター・アカウントにて報告した。
クレーバ外相は、ブリンケン米国務長官との電話会談については、「ロシアの脅威との共同の対策について協議した」とし、さらに、米国が軍事支援の他、ウクライナ経済への強化サポートを提供する準備があることを報告した。同氏は、「ロシアは、ウクライナとパートナー国に国を守るための断固とした行動を取る準備があることを、ロシアは疑うべきではない」と書き込んだ。
また、ボレルEU上級代表との電話会談については、治安情勢について話し合ったとし、「厳しい対露制裁パッケージは準備できていることが確認された。EUは、ウクライナに、政治的・財政的サポートを提供する追加的努力をする。堅固とした立場と断固とした行動への準備に感謝している」と伝えた。
ベーアボック独外相との電話会談については、クレーバ氏は、「ロシアの攻撃的行動を背景とする治安情勢を詳細に協議した。私たちは、ショルツ独首相の月曜日(14日)のウクライナ訪問について積極的に準備している。それは、脅威へ対抗するための共同かつ断固とした行動を協議するためのタイミングの良い機会となる」と書き込んだ。
写真:ウクライナ外務省