米国、露政権による「ウクライナにおけるジェノサイド」発言は「非難されるべき嘘」だと指摘
ウクルインフォルム
米国の欧州安全保障協力機構(OSCE)代表部は、ロシア政権が「ウクライナにてジェノサイドが起きている」とする発言を「非難されるべき嘘だ」だと指摘した。
16日、在OSCE米代表部がツイッター・アカウントにてコメントした。
米代表団は、「ロシアによる、ウクライナのジェノサイドという主張は、非難されるべき嘘である。SMM(OSCEウクライナ特別監視団)は、ウクライナ政府管理地域へ完全なアクセスを有しているが、ロシアの主張に似ていることは何も、一度も報告していない」と強調した。
Russia’s claim of genocide in Ukraine is a reprehensible falsehood. The SMM has complete access to the government controlled areas of Ukraine and HAS NEVER reported anything remotely resembling Russia’s claims. Read the publicly available reports. https://t.co/0KczWsQoEJ
— U.S. Mission to OSCE (@usosce) February 16, 2022
その上で米代表団は、公開されているOSCE/SMMの報告書を読むよう促した。
これに先立ち、15日、プーチン露大統領は、ショルツ独首相とのモスクワでの共同記者会見時、「現在ドンバスにて起きていることは、私たちの評価では、ジェノサイドだ」と発言していた。