ウクライナは平和確立のために露とどんなフォーマットでも協議する準備がある=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は、ウクライナは平和確立のために、ロシアとの協議フォーマットはどのようなものでも利用する準備があるが、しかし、ロシア側は発言ばかりで、実際には対話の準備を示していないと発言した。
ゼレンシキー大統領が東部ドネツィク州マリウポリ市の報道関係者との対話の際に発言した。17日、ウクライナ大統領府広報室が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「先ほどロシアは、情勢沈静化について話す準備がある、二国間関係について話す準備があると公に述べていた。私たちは、そういう時は毎回ロシア側に、どんなフォーマットでも良いから、その会談が開かれるように、ロシア側に要請している。しかし、公の立場を離れると、現実では、彼らは私たちと話す準備がないのだ、彼らは望んでいない」と発言した。
同氏は、ウクライナには対話の準備があるとし、「どのようなフォーマットでも(対話する)準備がある」と発言した。
同時に同氏は、ウクライナは責任ある国家であり、ウクライナ国境へのロシア軍の集結により、エスカレーションのリスクが大きくなった時、公式な要請を送り、プーチン露大統領とコンタクトを取ろうとしてきたことを喚起しつつ、「ウクライナは返事を受け取っているが、しかし、その返事は会談を実現していない。電話会談も誰も確認していない」と発言した。
さらに同氏は、ウクライナは、ロシアとの会談をアレンジするという他国のイニシアティブにも関心があると述べた。
写真:大統領府