ウクライナ外相、国連安保理常任理事国+独・トルコ・宇の協議フォーマットを提案
ウクルインフォルム
ウクライナのクレーバ外相は21日、現在のロシアによる緊張の緩和と新しい安全保障形成の協議を行うためには、国連安全保障理事会の常任理事国5か国にウクライナ、ドイツ、トルコを加えたものが最適なフォーマットだと考えていると発言した。
クレーバ外相がブリュッセルでの欧州連合(EU)外相理事会会合後の記者会見時に発言した。外務省広報室が伝えた。
クレーバ氏は、「あり得る米露首脳会談についてだが、ウクライナは、紛争展開を防止することを目的とするあらゆる外交努力を歓迎する。同時に、私たちは、情勢緩和と新しい安全保障についての議論実施のためには、国連安全保障理事会常任理事国5か国にウクライナ、ドイツ、トルコを足したものが最適なフォーマットだと考えている」と発言した。
同氏はまた、そのようなフォーマットこそが現在、ウクライナ国境沿いで起きているものを協議するために最適だと発言した。同氏は、「ウクライナの安全保障が現在最大の優先課題だ。私たちは、それを保証するために、一つ一つの最小の外交的可能性を利用している」と述べた。
なお、21日、ブリュッセルにて、EU外相理事会会合が開催された。同会合では、ウクライナ周辺のロシアによる軍集結によって生じた危機についての協議も議題となっていた。