ゼレンシキー宇大統領、エルドアン・トルコ大統領とロシアの行動を協議
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は22日、トルコのエルドアン大統領と電話会談を行い、最近のロシアのウクライナに対する行動につき協議を行った。
ゼレンシキー大統領がツイッター・アカウントにて伝えた。
ゼレンシキー氏は、「エルドアン大統領と電話会談を行った。私は、ロシアの最近の挑発的決定に関して、(編集注:トルコが)ウクライナの立場を支持したことにつき謝意を表明した。また、国連安保理常任理事国とウクライナ、トルコ、ドイツによる首脳会談の開催イニシアティブへの支持にも謝意を述べた」と書き込んだ。
なお、トルコ外務省は22日、ロシア連邦によるウクライナ東部ドネツィク・ルハンシク両州一部地域を支配する武装集団支配地域を国家承認する決定を受け入れられないとする声明を発出している。
在日トルコ大使館が外務省声明をツイッター・アカウントで伝えている。
トルコ外務省は、「ロシア連邦による、いわゆる『ドネツク共和国』と『ルガンスク共和国』を承認する決定は、ミンスク合意に合致しないものであり、ウクライナの政治的統一と領土の一体性の明確な侵害でもある」との立場を表明した。
さらにトルコは、「ロシア連邦の今回の決定は受け入れられず、我々はこれを拒絶する」と伝えている。
【トルコ外務省の声明】
— トルコ大使館 T.C. Tokyo Büyükelçiliği (@TurkeyinJapan) February 22, 2022
ロシア連邦による、いわゆる「ドネツク共和国」と「ルガンスク共和国」を承認する決定は、ミンスク合意に合致しないものであり、ウクライナの政治的統一と領土の一体性の明確な侵害でもある。
ロシア連邦の今回の決定は受け入れられず、我々はこれを拒絶する。 pic.twitter.com/6fwz5P4KFE
写真:ウクライナ大統領府