G7、ウクライナ、デンマーク土南ア印ブラジル・サウジの政権代表者が会合

G7、ウクライナ、デンマーク土南ア印ブラジル・サウジの政権代表者が会合

写真
ウクルインフォルム
ウクライナのイェルマーク大統領府長官は、24日にコペンハーゲンにて、G7、ウクライナ、デンマーク、トルコ、南アフリカ、インド、ブラジル、サウジアラビアの国家安全保障・政治問題首脳補佐官が平和の重要原則に関する会談を行ったと報告した。

イェルマーク氏がテレグラム・チャンネルにて伝えた

イェルマーク氏は、「同会合は広島でのG7首脳会議の際にウクライナとG7とグローバルサウスの首脳の間で始まった対話の延長だ。ウクライナ代表団は大統領府と外務省のチームで構成されていた」と伝えた。

また同氏は、同会談時、ウクライナ代表団は他の代表団に対して、ゼレンシキー大統領が提案している「平和の公式」の詳細について説明したと伝えた。

そして同氏は、「私は、戦争は私たちの領土で続いているのであり、同公式こそがウクライナにとっての永続する公正な平和の達成にとっての基盤になるべきだとの確信を表明した」と書き込んだ。

さらに同氏は、平和の公式が10項目で構成されており、国連憲章と国際法の原則に基づいていることを喚起し、また平和の公式の全ての項目の方向性は国連憲章のこれまでに採択された決議で確認されたものだと伝えた。加えて同氏は、会合参加者は国連憲章の規範と国際法の原則への支持を再確認したと指摘した。

その他同氏は、各国補佐官が今回の協議フォーマットは成功したとの意見で一致し、協議の継続や、将来の「グローバル平和サミット」開催について今後作業を行う上でも良い場だと認めたとし、同フォーマットでの協議を続けることで合意したと伝えた。

同氏は、「私は、グローバル平和サミット開催の潜在的な場所となり得る場について述べた。最初に私は、私たちにとって最も理想的な案として、ウクライナを挙げた」と報告した。

加えて同氏は、多くの国が同サミットの開催を受け入れる準備があると表明し、また国連総会のような国際的な場所も挙げられたと伝えた。

そして同氏は、「協議の際、私は、コペンハーゲンでの補佐官会合は、ウクライナと私たちの正義の戦いへの敬意、私たちの共有する国連の基本原則である、私たちの国の領土一体性と主権への支持、の明確なシグナルである。グローバルサウスの国々が多く参加したことは、私たちの国の関係において重要かつ肯定的変化が生じており、質的に新しい相互関係のレベルへ向かっていることを示すものだ。私たちの西側の同盟国の支援に感謝している」と強調した。

なお、在ウクライナ日本国大使館も、ツイッター・アカウントで同会合「ウクライナ・コペンハーゲン会議」につき報告した。大使館は、日本からは秋葉国家安全保障局長が参加したとし、デンマークとウクライナ、G7、EU、ブラジル、インド、トルコ、南ア、サウジアラビアが出席し、ウクライナにおける平和達成手段に関して幅広い協議が行われたと伝えた。

また、会議出席者は、広島G7首脳会議がウクライナとグローバルサウスの参加する協議を実施することの重要性を示したとし、それにより今回の会議が開かれることになったと指摘されている。

日本大使館は、秋葉国家安全保障局長が今回のイニシアティブを歓迎した上で、ウクライナによる公正で永続する平和の確立努力を支持していると表明したと伝えた。また、会議参加者は、協議を継続することで同意したという。


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2024 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-