「私はトランプ氏に、プーチンは彼と、もしかしたら中国も、恐れていると述べた」=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は、ロシアの首脳プーチン氏はトランプ米次期大統領だけを恐れていると述べ、もしかしたら中国のことも恐れているかもしれないと指摘した。
ゼレンシキー大統領がXアカウントに書き込んだ。
ゼレンシキー氏は、「もっとも重要なことは、この戦争をいかに終わらせるかについて一緒に取り組むことだ。その点においてこそ、パリでの会談時に私たちは注力したし、それは非常に生産的な対話だった。私は、マクロン大統領にその会合の組織につき謝意を伝え、またトランプ大統領に対してこの戦争を公正に終結させるという彼の堅固な覚悟につき深い謝意を伝えた。それは正しいアプローチであり、真に強固な平和を確保するためにあらゆる詳細が丁寧に扱われることが重要だ」と発言した。
また同氏は、「私たちは、米国は、他の国が達成できない、甚大な結果を達成できることを知っている。この戦争の終結において成功を達成するためには、結束が必要だ。米国、欧州、安全を大切にしている世界の皆の結束である。それから、強力な立場と、平和の保証もだ」と伝えた。
そして同氏は、「私はトランプ大統領に、プーチンは彼のみを恐れている、そしてもしかしたら中国のことも、と述べた。それは真実だ。覚悟のみがこの戦争を公正な終了に追い込み、永続的な平和を確保させられるのだ。然るべき国際秩序を回復するには、今行動せねばならない」と強調した。
写真:大統領府