EU、露によるウクライナ東部被占領地の製品取り扱い手続きの簡素化を非難
欧州連合(EU)は、ロシア連邦がウクライナ東部占領地との交易規則を簡素化したことを、ミンスク諸合意の目標に反し、ウクライナの主権と領土一体性を侵害するものだとして非難した。
2021年11月24日
欧州連合(EU)は、ロシア連邦がウクライナ東部占領地との交易規則を簡素化したことを、ミンスク諸合意の目標に反し、ウクライナの主権と領土一体性を侵害するものだとして非難した。
プライス米国務省報道官は23日、国務省は独露間新天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」プロジェクトへ関与する個人・法人への制裁を続けていくと発言した。
バイデン米政権は、12月にオンライン形式で開催する「民主主義サミット」への招待国の一覧を発表した。招待国には、ウクライナも含まれる。
2021年11月23日
ゼレンシキー大統領は、12月1日にウクライナ最高会議(国会)本会議にて、年次教書演説を行う。
ブルガリア大統領選挙で再選したルメン・ラデフ大統領の広報室は、同氏のクリミアの立場として、ロシアによる併合は国際法違反であるというのが国家の明確な立場であるとする説明を行った。
米政府は、独露間新天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」に関わる1団体と2隻の船舶を制裁対象に加える決定を下した。
2021年11月22日
ブルガリアでは21日の大統領選挙にて、ルメン・ラデフ氏が大統領に再選した。同氏は、11月18日に、クリミアを「ロシア領」だと思うと発言している。ウクライナのクレーバ外相は、外務省はブルガリアの複数公的人物からクリミアの帰属に関する同国の立場に変更はないとの確証を得ていると発言した。
ウクライナのクレーバ外相は、同国や欧州委員会、欧州連合(EU)加盟国の一部は、独露間新天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」もEU法の規制対象でなければならないと主張していると指摘した。
フランスのル・ドリアン外相は21日、ウクライナ国境沿いのロシア軍部隊の集結への懸念を表明し、ロシア軍の侵攻は重大な結果を招くと警告した。
2021年11月21日
ウクライナでは、11月21日は2004年のオレンジ革命と2013〜14年の尊厳革命(ユーロマイダン)の開始を記念し、「尊厳と自由の日」と定められている。同日、米国、英国、カナダ、EUの大使館がツイッターにてお祝いのメッセージを発表した。
2021年11月20日
ウクライナのオレクシー・レズニコウ国防相は19日、ロシア連邦は現在、欧州や文明世界全体に対して少なくとも5つの「前線」で攻撃を仕掛けていると発言した。
2021年11月19日
オーストリアの経済専門家であり、「オーストリア欧州的ウクライナ支持委員会」創設者のグンテー・フェリンガー氏は、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟の事例となり得るのは、1955年にNATOへ加盟し、その後経済発展を遂げた上で、ソ連に占領された領土を取り戻した西ドイツのモデルが例となるかもしれないと考えている。
メルケル独首相は、ノルマンディ4国外相級・首脳会合が開催されなかったのは、双方の見方の違いのせいであり、それを残念に思っていると発言した。
フランスは、ロシアが仏・独との外交上のやりとりを一方的に公開したことを非難した。
2021年11月18日
17日、ロシア連邦外務省は、ロシアがノルマンディ・フォーマット(独仏宇露)外相級会合を破綻させたとする断罪を否定するためとして、ラヴロフ露外相、マース独外相及びル・ドリアン仏外相の書簡でのやりとりを公開した。
17日、ウクライナ大統領府のポドリャク大統領府長官顧問は、昨年露民間軍事会社「ワグナー(ヴァグネル)」の戦闘員がベラルーシで拘束されたのは、同国での大統領選挙を前に防諜体制が強化された結果だと発言した。
ゼレンシキー大統領は、ロシアとウクライナの計28名の個人に制裁を発動する8月20日付の国家安全保障国防会議(NSDC)決定を発効させた。
ゼレンシキー大統領は17日、フォンデアライエン欧州委員長と電話会談を行い、ウクライナ東部の治安情勢につき報告した。
17日、国連第3委員会は、内容の更新された決議案「一時的被占領下クリミア自治共和国・セヴァストーポリ市(ウクライナ)の人権状況」を採択した。
2021年11月17日
カナダのジョリー外相は、ウクライナ国境周辺のロシア軍の動きは大きな懸念を覚えさせるものだと指摘した。
ウクライナ最高会議(国会)の与党会派「人民奉仕者党」のアラハミヤ会派長は、辞表提出を発表したトカチェンコ文化・情報政策相の解任を同会派は支持しないと発言した。
ウクライナのシュミハリ首相は、国内の新型コロナウイルスへの感染の波は峠を越えたと述べつつ、同時に、防疫措置を緩和するのは時期尚早だと指摘した。
ゼレンシキー大統領は17日、エルドアン・トルコ大統領と電話会談を行い、防衛分野の協力などにつき協議を行った。
2021年11月16日
リトアニアのアヌシャウスカス国防相は、ベラルーシと欧州連合(EU)加盟国の間の国境で生じている移民危機がロシアによるウクライナに対する行動を覆い隠す可能性は排除しないと発言した。
15日、ロシア連邦のプーチン大統領は、ウクライナ東部ドネツィク・ルハンシク両州占領地の製品をロシア製品と同等に扱うことを命じる大統領例を発出した。ウクライナ側は、ドイツとフランスによる非難を望んでいる。
ゼレンシキー大統領は15日、ミシェル欧州理事会議長と電話会談を行い、EU加盟国とベラルーシの間の国境における移民危機について協議を行った。
ドイツとフランスは、ロシアに対して、ウクライナ情勢の激化を止めるよう呼びかけている。
ジョンソン英首相は、欧州諸国は、ロシア産天然ガスへの依存かウクライナの防衛かの間で、選択しなければならなくなると発言した。
ゼレンシキー大統領は15日、コロナワクチンの接種が完了したウクライナ国民に対して、特定分野において利用可能な1000フリヴニャ相当(約4300円)の支援を供与すると発表した。