米国務省、ウクライナの対露完全勝利断念を望んでいるとの見方を否定
米国のミラー国務報道官は3日、米国のバイデン政権は、ウクライナが戦略を変えて、ロシアへの完全勝利を断念し、ロシアとの間の停戦交渉に向けた立場を強めることを望んでいるということはないと発言した。
米国のミラー国務報道官は3日、米国のバイデン政権は、ウクライナが戦略を変えて、ロシアへの完全勝利を断念し、ロシアとの間の停戦交渉に向けた立場を強めることを望んでいるということはないと発言した。
カービー米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)戦略広報調整官は3日、米政権はウクライナに提供された武器の悪用の兆候は全く見ておらず、全ての支援が目的にしたがって使われていることを議会と国民を前に保証すべく引き続き懸命に仕事を続けると伝えた。
米ニュースサイト「ビジネスインサイダー」は、最近のロシアによるウクライナへの大規模なミサイル攻撃は広範な破壊をもたらしているが、その攻撃はさらに具体的な防空システム「パトリオット」のミサイルをウクライナに使わせるという目的を持っている可能性があると指摘した。
ウクライナのブダーノウ国防省傘下情報総局局長は3日、同日行われたウクライナとロシアの間の大規模捕虜交換は、アラブ首長国連邦(UAE)が支援したものだと伝えた。
2024年1月3日
ウクライナのゼレンシキー大統領は3日、ロシアに拘束されていたウクライナの軍人や民間人を200人以上帰還させたと発表した。
ウクライナのクレーバ外相は、ロシアの凍結資産をウクライナに役立つ形で接収する法的枠組みが2024年中に採択されることを期待していると発言した。
英国防省は、ロシア軍によるウクライナへの最近のミサイル攻撃から、ロシアは昨年と違い電力施設よりも主に防衛産業を狙っているようだと指摘した。
キーウのシェウチェンキウシキー地区裁判所は3日、ロシアが2014年から占領するウクライナ東部ドネツィクの主要な拷問執行所として知られる「イゾリャーツィヤ」にて、ウクライナ軍人などに対して長年拷問を行ってきたデニス・クリコウシキー被告人に対して、禁錮15年と資産没収の有罪判決を言い渡した。
在日ウクライナ大使館は、1月18日に早稲田大学にて、ウクライナからの避難者の名前の声を伝える国際フォーラムが開催されると伝えた。
ウクライナのゼレンシキー大統領は2日、ロシアは昨年12月29日以降約300弾のミサイルと200機以上の自爆型無人機を使ってウクライナを攻撃したと発言した。
ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍による2日夜の同国東部ハルキウへの攻撃の際に、ミサイルが同市オスノヴヤンシキー地区の学校に着弾した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は2日、英国のスナク首相と電話会談を行い、ウクライナの防空のさらなる強化やウクライナ軍への長射程攻撃能力保有などを中心に、さらなる防衛協力につき協議を行った。
2日朝のロシア軍のウクライナに対する大規模攻撃による負傷者は130人に達した。死者は5人。また250軒以上の民間施設が損傷したことが判明している。
2024年1月2日
ドイツ議会のシュトラック=ツィンマーマン防衛委員会委員長(自由民主党所属)は、ドイツ政府はウクライナに対して長射程巡航ミサイル「タウルス」を供与すべきだと主張した。
マテルノヴァ駐ウクライナ欧州連合(EU)大使は、EUが12月にウクライナとのEU加盟交渉開始を決めたことにつき、2004年にEUに加盟した多くの国と異なり、ウクライナはすでにEUとの間で連合協定を履行しているのであり、加盟の道は一から始めるわけではないと発言した。
2日、ロシア軍の大規模のミサイル攻撃を受けたウクライナ首都キーウでは、現時点で市内のソロムヤンシキー地区にて48名が負傷、2名が死亡したことが判明している。
2日朝にロシア軍のミサイル攻撃を受けたウクライナ東部のハルキウでは、現時点までに判明している負傷者数は50人、死者は1名となっている。
2日朝のロシア軍のウクライナに対するミサイル攻撃により、同国東部ハルキウでは3弾が市の中心部に着弾した。
ウクライナの国家非常事態庁は、2日朝のロシア軍の大規模ミサイル攻撃により、キーウ市内では12時時点で2名の死亡と43名の負傷が判明していると発表した。
モルドバのサンドゥ大統領は、2日朝のロシア軍のウクライナに対する大規模攻撃を非難した上で、国際社会の対ウクライナ支援の重要性を強調した。
ウクライナの民間電力会社「DTEK」は、2日朝のロシア軍によるキーウへの大規模ミサイル攻撃の際に停電していた地域につき、攻撃の終了後に電力供給の復旧が行われていると発表した。
ウクライナ空軍のオレシチューク司令官は、2日朝のロシア軍による大規模ミサイル攻撃の際に、空中発射型弾道ミサイル「キンジャル」10弾を含む、計72弾のミサイルを撃墜したと発表した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、2日朝のロシア軍によるキーウ市、キーウ州、ハルキウ市へのミサイル攻撃の際に92人が負傷し、4名が死亡したと報告した。
2日朝のロシア軍によるウクライナ首都キーウへのミサイル攻撃により、現時点までに、市民1名が死亡、25名以上の負傷が判明している。
ウクライナ空軍は、2日未明にロシア軍がウクライナに向けて発射した自爆型無人機35機を全て撃墜したと報告した。
ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍による2日朝のミサイル攻撃により、東部ハルキウでは現時点で市民1名の死亡、41名の負傷が判明している。
ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、2日朝、キーウを空中発射型弾道ミサイル「キンジャル」で攻撃した。現時点では、撃墜されたミサイルの破片落下を含め、市内複数地区で被害が発生し、市民10名の負傷が判明している。
2024年1月1日
ウクライナのウメロウ国防相は、国防省は軍の無人航空機のニーズを初めて策定した上で、それをウクライナ国内製造業者の能力と調整したとし、2024年には、100万機のFPV無人航空機の調達を予定していると伝えた。
1日、ウクライナ北部のスーミ州エスマン共同体にて、ロシア軍の自爆型無人機が集合住宅に着弾した。現時点までに3名の住民が救助されたが、瓦礫の下にまだ住民が埋まっているという。