クレーバ外相、クリミア・プラットフォーム首脳会談参加全44か国を発表 日本は大使が参加
19日、ドミトロー・クレーバ外相がオンライン記者会見時に発表した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
クレーバ外相は、「8月23日、クリミア・プラットフォームの創設を行うのは、44か国と国際機関となる。その内、14は国家元首、首相、欧州連合(EU)のトップである」と
外相は、大統領級の参加となるのは、ラトビア、リトアニア、エストニア、ポーランド、スロバキア、ハンガリー、モルドバ、スロベニア、フィンランド。また、欧州理事会議長も参加する。
首脳級の参加は、ルーマニア、ジョージア、クロアチア、スウェーデン。
スイスとチェコは国会議長が参加する。
外相級の参加は、トルコ、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、ベルギー、オーストリア、オランダ、ルクセンブルグ、アイルランド、デンマーク、ブルガリア、モンテネグロ、北マケドニア。
英国とポルトガルからは国防相が参加する。米国からは、バイデン米大統領の特使として、運輸長官が参加する。
ノルウェーからは、外務国務次官が参加する。
欧州委員会からは、ドムブロフスキス副委員長が参加。北大西洋条約機構(NATO)からは事務次長、欧州評議会とGUAMからは事務総長が参加する。
ニュージーランド、マルタ、日本、オーストラリア、キプロス、カナダ、ギリシャは、大使が国を代表する。
クレーバ外相は、「これで計44か国の代表団であり、ウクライナを含めて45か国となる。私は、代表者のレベルとは関係なく、これらの国が国家としてクリミア・プラットフォームの創設国になるということを強調したい」と発言した。
外相はまた、クリミア・プラットフォームは、ウクライナでこれまで行われたどの国際行事よりも、参加代表者の数で上回ったとし、「このような国際行事は、ウクライナは一度も行ったことがない」と指摘した。
クリミア・プラットフォームとは、ウクライナが主導する、クリミア占領へ国際社会が効果的に対応することを目的とした新しい協議・調整フォーマット。