ウクライナは露侵略との戦いで米国のサポートを期待して良い=オースティン国防長官
ウクルインフォルム
訪米中のゼレンシキー大統領は8月31日、オースティン米国防長官と会談した。オースティン長官は、ウクライナはロシアの侵略との戦いにおいて、米国からのサポートを期待して良いと発言した。
オースティン国防長官がゼレンシキー大統領との米国防省での会談時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
オースティン長官はまた、米国はウクライナの欧州大西洋統合願望を支援し続けると発言した。
ゼレンシキー大統領は、アフガニスタンで米国軍人が亡くなったことにつき、米国側に哀悼の意を表明した。大統領は、ウクライナの軍人は、アフガニスタンで米国軍人の隣で、数千の人々の命を救う支援を行っていたと発言した。
大統領は、「私たちはそれ(編集注:軍人の死)を非常によく理解する。なぜなら、私たちもまた、ウクライナ東部で軍人を失っているからだ。そこでは8年間戦争が続いており、ウクライナは自らの主権と独立を防衛している」と強調した。
ゼレンシキー大統領は、米国がウクライナを揺らがず支持していることに満足しているとし、米国防省に対して、支持と「戦争の主体(編集注:ロシア)を認めている」ことにつき謝意を伝えた。さらに大統領は、米国からの軍事支援の増加、東部で負傷した軍人のリハビリサポートについても謝意を伝えた。
なお、ゼレンシキー大統領は現在米国を訪問している。9月1日には、バイデン米大統領との会談が行われる。大統領の訪米は、9月5日まで続く予定となっている。