ゼレンシキー宇大統領とドゥダ・ポーランド大統領、ウクライナ西部で歴史上事件の犠牲者を追悼
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ウクルインフォルム
9日、ウクライナのゼレンシキー大統領とポーランドのドゥダ大統領は、ウクライナ西部ルーツィク市を訪れ、「ヴォリーニの悲劇」と呼ばれる、ウクライナ・ポーランド間で長年歴史論争となっている事件の犠牲者を共同で追悼した。
公共放送局は、両大統領のルーツィク訪問を伝えた。
報道には、「7月9日、ルーツィクへとウクライナとポーランドの大統領が到着した。ヴォロディーミル・ゼレンシキー氏とアンジェイ・ドゥダ氏は、聖ペトロ・聖パウロ大聖堂を訪れた」と書かれている。
ゼレンシキー大統領は、テレグラム・チャンネルにて、同訪問につき「一緒にヴォリーニの無辜の犠牲者全員を弔っている! 記憶が私たちを一つにする! 一緒になれば私たちはより強い!」と書き込んだ。
地方ニュースサイト「ヴォリーニ・ニュース」は、ルーツィクでは、第二次世界大戦とヴォリーニ地方の悲劇的な出来事から80年経過に際して、犠牲者全員の追悼行事が開かれると伝えていた。
同行事には、両大統領の他、シェウチューク・ウクライナ・ギリシャ・カトリック教会首位大司教、エピファニー・ウクライナ正教会首座主教が参加したという。