クレーバ宇外相、G7外相に武器の共同生産・供給政策を提案
ウクルインフォルム
ウクライナのクレーバ外相は8日、東京で開催されたG7外相会合にオンラインで出席した際に、武器の共同生産・供給政策を検討することを提案した。
ウクライナ外務省広報室が伝えた。
クレーバ氏は、ウクライナへの今後の軍事支援と、ウクライナ防衛戦力と同盟国の防衛能力強化のための武器・弾薬の共同生産量の増加の優先度の高さに注意を向けた。
その際同氏は、「G7やEUの国々とEU加盟候補国の防衛産業の共通空間を創設する時が来ている。防衛産業は、自由世界の筋肉であり、私たちはそれをできるだけ迅速に強化しなければならない。現実がそれを要請しているのだ。私はあなた方に、武器製造・供給の共通政策を検討することを呼びかける」と発言した。
同氏はまた、9月ウクライナで国際防衛産業フォーラムの開催が成功し、世界30か国以上の国から252社の防衛企業が出席したことを喚起し、G7外相に対して、自国の防衛企業に対しても、ウクライナのパートナー企業との協力や共同防衛生産を積極的に奨励するよう呼びかけた。
その他同氏は、ウクライナの和平案「平和の公式」のさらなる推進の共同作業の優先的重要性についても強調した。その際同氏は、「あなた方に、ゼレンシキー大統領の平和の公式推進、その支持の地理的拡大の努力を強化することを呼びかける。国連憲章の原則を回復し、戦争予防の効果的メカニズムを作ることは、全ての国にとっての利益だ」と訴えた。
なお、8日、東京にてG7外相会合が開催されていた。
写真:ウクライナ外務省