ゼレンシキー宇大統領、戦後のロシアとの関係の可能性につき「多くのことに左右される」
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は9日、戦後のウクライナとロシアの潜在的二国間関係は、戦争の終わり方、将来のロシアの謝罪、戦後の裁判といった多くの要因に左右されるとの考えを示した。
ゼレンシキー大統領がメキシコの複数大学の学生とのオンライン対話の際に発言した。
ゼレンシキー氏は、「武器が語っている時には、何らの未来も存在しない。私たちは今日、恐ろしい現代にあり、新しい世代の未来のために今日を戦っている。私たちの未来はウクライナで決められている。私たちがロシアの大地に到来したのではないし、ロシアの民間人やインフラを攻撃したのではない。彼らが入ってきたのだ。彼らに対する敬意はない。共通だった物全てを、彼らは私たちの人や子供と一緒に殺害した。かつて私たちの間にあった全ての物を、私たちの家とともに焼き払ったのだ」と発言した。
また同氏は、今は戦後のウクライナ・ロシア関係について話すのは非常に困難だと指摘し、「私は、それは私たちの将来の世代が決めていくことだと思っている。それは、ロシアがどのように戦争を終わらせるか、私たちの領土から自発的に出ていくか、ロシアの世代に謝罪する準備ができるか、裁判判決を通じて正義が回復されるか否かに左右されていくことだ。多くのそのようなことに未来はかかっている」と強調した。
写真:大統領府