ウクライナ大統領府長官、ワシントンで米英独仏4か国首脳補佐官と会談

ウクライナ大統領府長官、ワシントンで米英独仏4か国首脳補佐官と会談

ウクルインフォルム
米国を訪問しているウクライナのイェルマーク大統領府長官は、米国、英国、ドイツ、フランスの首脳補佐官と会談した。4か国の補佐官は、これらの国はウクライナを必要な限り支援し続けると明言した。

ウクライナ大統領府広報室がワシントンでの会談につき公表した

発表によれば、イェルマーク大統領府長官の米国実務訪問の際に、サリヴァン米国家安全保障担当大統領補佐官、バロー英国家安全保障担当首相補佐官、プレトナー独外交政策担当首相補佐官、ボンヌ仏外交政策担当大統領補佐官と会談した。

イェルマーク氏は、このフォーマットで前回の会談が行われたのは、約2年前のロシアによるウクライナに対する全面侵攻が始まる前だったと述べ、「あの時、あなた方は私に対して、もしロシアが攻めてきたら、ウクライナは何をするのか、と尋ねた。私は『戦っていく』と答えた。そして、私たちは戦っている。すでに2年間、ウクライナは侵略と対峙している。その中で、私たちはワシントンで会っており、ウクライナを強化し、安全保証を提供するためのさらなる方策につき協議している。ウクライナは生きており、戦い、自らの勝利を信じている」と発言した。

同氏はまた、米英独仏4国の首脳陣に対して、ウクライナがロシアの全面武力侵略を撃退する上での不変支援と、ウクライナにおける公正で持続する平和と欧州の安全を回復する上での積極的な立場につき多大な謝意を伝えた。

さらに同氏は、マルタ、ジッダ、コペンハーゲンでの国家安全保障・政治担当補佐官級会合への出席についても謝意を伝えた。

出席者は、前線の情勢につき協議した。イェルマーク氏は、ウクライナ軍はロシア軍に奪われた領土の約50%を取り戻しているが、しかし現在ロシアの兵力が全面侵略開始当時と比べて3倍になっていることから、ウクライナは国際支援の維持を必要としていると発言した。

加えて会談では、黒海の穀物輸送航路の防衛についても話し合われた。ロシア軍はウクライナの港湾インフラをミサイルや無人機で攻撃し続けているが、ウクライナの黒海地域の友好国をはじめとする各国との連携のおかげで同航路は機能しているという。

イェルマーク氏は、「すでに何十隻もの船がそのルートを通っており、それが世界の食料安全保障への脅威を軽減するのに役立っている。しかし、穀物回廊の機能防衛・維持のためには、私たちは追加的防空システムが必要だ」と発言した。

発表によれば、出席者はまた、ビルニュスでG7首脳が採択したウクライナ支援に関する共同宣言の一環で始まっている、二国間安全保証合意締結に関しても話し合った。その際、同作業はウクライナ防衛戦力がNATO基準と西側の装備品へと移行するのを促進していくと指摘された。

米英独仏の補佐官は、これらの国は公正な平和が達成するために必要な限りウクライナを支援し続けると明言した。

写真:大統領府


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