ウクライナはゼレンシキー大統領と習近平中国国家主席の対話を望んでいる=クレーバ外相
ウクルインフォルム
ウクライナのクレーバ外相は、同国は「平和サミット」開催準備の一環で、ゼレンシキー宇大統領と習近平中国国家主席の電話会談を組織したいと思っていると発言した。
クレーバ外相がブルームバーグへのインタビュー時に発言した。
クレーバ氏は、「ウクライナは習近平中国国家主席との電話会談の組織を望んでいる。なぜなら、戦争犠牲国であるウクライナは平和の公式を推進するための首脳会議を計画しているからだ」と発言した。
クレーバ外相は、ダボスの世界経済フォーラムの際に、ウクライナ政府は習氏とゼレンシキー氏の直接対話のチャンネルを築くことを主張していると発言した。
また同氏は、「彼らが話すことのできることはある」とし、ゼレンシキー大統領が推進する「平和の公式」はウクライナで公正で永続する平和を再生する手段だと発言した。
これに先立ち、14日、ダボスにおいて、ウクライナの和平案「平和の公式」の実現を目指す第4回首脳補佐官級会合が開催されていた。
カシス・スイス外相は、ダボスの同会合に参加していない中国を「ウクライナとロシアの和平協議」に参加させるのは困難だろうが、それは求めるべきだと発言していた。
他方、毛寧中国外務報道官は、記者会見にて、中国は、ウクライナにおける平和回復に役立つあらゆる努力を歓迎し、支持すると発言していた。
写真:大統領府