欧州はウクライナ支援を減らすべきでない=ベーアボック独外相
ウクルインフォルム
ドイツのベーアボック外相は22日、欧州連合(EU)は中東や世界のその他の地域の紛争が激化しても、ウクライナ支援の必要性を忘れてはいけないと発言した。
ベーアボック外相がブリュッセルでのEU外務理事会が始まる前に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ベーアボック氏は、「私たちにとって中心的課題は、世界におけるあらゆる混乱の中でも、私たちのウクライナ支援を止めないことだ」と強調した。
同氏はまた、ドイツの支持は明確だと指摘した。
そして同氏は、「今は、ここに個別の人物による無責任なゲームのための時はない。EUは、2年間にわたり、あらゆる『しかし』とか『もし』を抜きにして、欧州の平和的秩序も守るウクライナ側に立ってきた」と述べ、現在、欧州の財政的支援を開始することが大切だと補足した。
その他同氏は、同日のEU外務理事会会合の冒頭では、ウクライナのクレーバ外相が演説を行うと伝えた。
なお、EU加盟国首脳は、2月1日にブリュッセルで会合を開く予定。
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