ゼレンシキー宇大統領、G7首脳とビデオ会議 「帝国的野心は敗北によってのみ消える」
ゼレンシキー大統領がメローニ伊首相、トルドー加首相、フォンデアライエン欧州委員会委員長とともにキーウから参加したG7首脳ビデオ会議の際に出席したことをテレグラム・チャンネルで報告した。
ゼレンシキー氏は、「世界最大の民主主義であるG7の首脳たちに呼びかけた。私は、過去2年間につき彼らへの感謝を伝えた。2月24日の凄惨な日と、ロシアがもたらした全ての恐怖は、それでもウクライナから当然の未来を奪うことはなかった。帝国的野心と失地回復主義というのは、それを患う者が敗北することによってのみ消えるものであるということ、常にそれが真の安全保障と民主主義の発展のための空間を開くということは、皆が覚えておくべきだ。私たちは今『歴史は見ている』と聞いている。それは、完全に正しい」と発言した。
I addressed the leaders of the G7, the world's largest democracies.
— Volodymyr Zelenskyy / Володимир Зеленський (@ZelenskyyUa) February 24, 2024
I thanked them for the past two years. The terrible day of February 24th, and all of the horror brought on by Russia, did not deprive Ukraine of a normal future.
Everyone should remember that imperial… pic.twitter.com/MYS44sNIjl
また同氏は、G7首脳はウクライナが必要としている防衛手段をよく知っていると述べた。「あなた方は、海での私たちを支え、成功を続けるために何が必要か、全て知っている。あなた方は、全てが適時必要なことをよく理解している。私たちは、あなた方に頼っている。安全を回復する上での私たちのリーダーシップは十分にある。世界の主導的民主主義が真に断固とした態度をとれば、その決意は全ての挑戦に打ち勝つであろう」と強調した。