ウクライナは「平和サミット」参加者が3項目の行動計画を策定することを期待=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナは「平和サミット」参加者が3項目の行動計画を策定することを期待=ゼレンシキー宇大統領

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ウクライナのゼレンシキー大統領は、同国は6月に開催される「平和サミット」の参加者が一緒に、航行の自由、核・エネルギー安全保障、被拘束者交換・違法連れ去り児童返還の3項目に関して、行動計画を策定することを期待していると発言した。

ゼレンシキー大統領が仏AFPへのインタビュー時に発言した。ウクライナ大統領府広報室が伝えた

ゼレンシキー大統領は、「航行の自由」項目は、港湾インフラの保護、世界中の食料安全保障、ウクライナ経済の発展を想定するものとなると述べた。また、同氏は、サミットでは重要インフラへの攻撃を止めるために、核・エネルギー安全保障についても話されると発言した。そして、3つ目の項目は、被拘束者交換と違法連れ去り児童返還となると伝えた。

同氏は、「もし私たちが、これら3つのステップとともに、それらの立場について大半の国の同意を得た上で、サミットを終えたら、それは、その後ロシアはそれらを妨害しないということであり、私たちは様々な国々とそれらの項目それぞれの具体的で、非常に詳細な行動計画を技術的なレベルで策定していくことになることを意味することになる」と発言した。

その他同氏は、ウクライナはウクライナの領土一体性を支持する全ての国との対話に向けた準備があると伝え、だからこそ、平和サミットへグローバル・サウスの国々の代表者を参加させるべく積極的に活動していると述べた。同氏は、なぜなら中国にとっては核安全保障が、アフリカとアジアにとっては食料安全保障が、アラブ世界にとっては被拘束者の交換が非常に重要だからだと指摘した。

そして同氏は、「たとえそれらの国が世界につき異なる見方を持っていようが、彼らを関与させるための作業が重要だ。なぜなら、彼らは影響力を持っているからだ。武器売買のレベルでの防衛の影響力や、経済の影響力だ。彼らは、ロシアに対して影響力を有している。そして、そのような国々が私たちの側、戦争終結の側、につけばつくほど、ロシアが考慮しなくてはならないことが増えていくのだ」と強調した。

写真:大統領府


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