中国外交部、「平和サミット」への参加を明言せず
ウクルインフォルム
中国外交部の毛報道官は、現時点では６月にスイスで開催されるロシア・ウクライナ戦争解決に向けた国際会議「グローバル平和サミット」について中国の公式な代表団の出席に関する情報を認めることはできないと発言した。
毛報道官が記者会見時に記者からの中国代表団の「平和サミット」出席に関する質問に答えた。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
毛氏は、「現時点では、私は本件に関する情報を提供することができない」と発言した。
同氏はまた、中国は「ウクライナ危機」解決に関して客観的で公正な立場をとり続けており、平和的情勢解決を促進するあらゆる努力を支持していると発言した。
そして同氏は、「中国はウクライナにもロシアにも認められ、全ての当事者が平等に出席し、全ての和平イニシアティブを客観的に議論する国際平和会議の適時の開催を支持している」との同国の公式立場を繰り返した。
これに先立ち、スイス政府は４月１０日、今年の６月１５、１６日に、ロシアからの全面侵略を受けるウクライナの平和達成を目指す「平和サミット」を主催すると発表していた。
