世界はウクライナとロシアの和平協議のための基盤を準備せねばならない=スイス大統領

世界はウクライナとロシアの和平協議のための基盤を準備せねばならない=スイス大統領

ウクルインフォルム
スイスのアムヘルト大統領は15日、戦争は徐々にウクライナの外に出てきているとし、そのためウクライナにおいて公正な平和をできるだけ早く達成して、国際法に回帰することは皆にとっての利益だと発言した。

アムヘルト大統領が15日にスイス・ビュルゲンシュトックで始まる「グローバル平和サミット」の前の記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

アムヘルト氏は、「世界の状況は複雑で、戦争はウクライナの外に出ている」と述べた上で、スイスは平和と対話を支持していると付け加えた。

さらに同氏は、世界秩序は国連憲章にもとづいて築かれなければならないとし、ロシアのウクライナ侵攻はそれを「深く侵害した」と発言した。そして、同氏は、被占領地にいる人々は約2年半にわたり非常に苦しんでいるとしつつ、しかし国際法の侵害は彼らにのみダメージを与えるものではないと指摘した。

そして同氏は、「もし私たちが和平プロセスを鼓舞したいのであれば、いつかはそこにロシアも参加せねばならない。それは誰にとっても明らかだ。私たちは、国際社会として、2つの戦う当事者の間の和平協議のための基盤を準備するために、自らの貢献を行うことができる。私たちはそのためにここにいる」と発言した。

その他同氏は、「サミット」には92か国と8の国際機関の代表者が出席することを喚起した。同氏は、大切なことは、欧州以外にもその他の地域からの参加者が参加していることだと強調した。

同氏は、「目的ははっきりしている。私たちは、国際法と国連憲章に基づくウクライナにおける公正な平和達成のプロセスを開始したいのだ」と発言した。

なお、15、16日、スイスのリゾート地ビュルゲンシュトックにて、第一回「グローバル平和サミット」が開催される。同「サミット」では、核安全保障、食料安全保障、および、人道問題として、捕虜交換や連れ去られた児童の帰還が協議される。「サミット」の結果はロシアに伝えられることになっている。


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