ロシアはトルコによるウクライナ人捕虜面会の要請を無視している=トルコ・オンブズマン

ロシアはトルコによるウクライナ人捕虜面会の要請を無視している=トルコ・オンブズマン

写真
ウクルインフォルム
トルコ政府でロシア・ウクライナ戦争で生じている双方の捕虜面会を担当するシェレフ・マルコチ氏は23日、ロシア政府は同氏からのロシアが拘束するウクライナ人捕虜との面会要請を無視していると発言した。

マルコチ氏がアンカラにてウクライナ人捕虜の親族との面会の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

マルコチ氏は、「(編集注:ウクライナ訪問の)結果、私たちは、ロシア側オンブズマンのタチヤナ・モスカリコヴァとオンラインで面会し、書簡を買いたのだが、しかし、返事は受け取っていない。そのことに関して、私は、2024年7月5日に在アンカラ・ロシア大使館へ書簡を出した。その書簡にて、私は、自分のウクライナ訪問のこと、ウクライナにおけるロシア人捕虜との面会のことに言及し、ロシアにおけるウクライナ人捕虜との面会希望を表明した。私は現在、返事を待っているところだ」と発言した。

また同氏は、返事がなければ、トルコは本件につき国連事務総長に連絡するつもりだと伝えた。

写真:トルコ・オンブズマン総局

その際同氏は、自身は今年の3月末にウクライナを訪問し、その際、ウクライナ人捕虜の親族と会談し、国内のロシア人捕虜が拘束されている場所を訪れたことを喚起し、ロシア国内で拘束されているウクライナ国民の拘束条件を把握するためのイニシアティブを取ったと指摘した。

同氏は、「私たちは、本件につき、あらゆる可能なコンタクトを取ろうとしている。ロシアが相手なので、それは容易ではない…。しかし、私たちは、努力を続けていき、私たちにできること全てを行う。オンブズマンとして、私たちは、政治的な決定やその他の決定を待つことはせず、自分の仕事を恒常的かつ計画的に行っている」と強調した。

さらに同氏は、努力は尽くしているものの、ロシアは国際法規範を無視するので、同国との対話は困難だと発言した。

面会時、ウクライナ人捕虜の親族たちは、ロシアがジュネーブ条約を遵守しておらず、医療ケアが不在で、ロシアの拘束条件が不十分なものであり、捕虜に対する権利剥奪や劣悪な環境について説明した。


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2024 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-