クレーバ宇外相、マラウイで大統領と外相と会談 穀物支援につき協議
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ウクルインフォルム
ウクライナのクレーバ外相は5日、マラウイ訪問時に同国のラザルス・チャクヴェラ大統領とナンシー・テンボ外相と会談した。
クレーバ外相がソーシャルメディア「X」アカウントで報告した。
クレーバ氏は、チャクヴェラ大統領との会談についての報告の際、ウクライナはマラウイによるロシアの対ウクライナ侵略に関する一貫した強固な立場と「平和サミット」コミュニケへの支持に感謝していると伝えた。
また同氏は、「ウクライナは感謝しているだけでなく、有益でありたいと思っている。私たちは、気候変動がマラウイの食料安全保障に深刻な影響を与えていることを認識している。ゼレンシキー大統領の指示を受け、私は、ウクライナが私たちのプログラム『ウクライナからの小麦』の一環でマラウイを支援することを決めたことを伝えた」と報告した。
さらに同氏は、チャクヴェラ大統領との会談の際に、農業、医薬、デジタル化などの分野での互恵的な協力の潜在力について協議したと書き込んだ。
その他、クレーバ氏は、マラウイのテンボ外相と会談し、二国間協力につき協議した他、政治協議覚書に署名したと報告した。
なお、クレーバ外相は、8月4日から8日にかけて自身の4度目となるアフリカ外遊を行っており、マラウイ、ザンビア、モーリシャスを訪問する。
これに先立ち、6月24日、ゼレンシキー宇大統領は、スイスで6月15、16日に開催された第1回「平和サミット」の共同コミュニケにマラウイが合流したことを報告していた。