ゼレンシキー宇大統領、ザポリッジャ原発管理をウクライナへ返還する展望にコメント

ゼレンシキー宇大統領、ザポリッジャ原発管理をウクライナへ返還する展望にコメント

ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は2日、ロシアが占拠しているザポリッジャ原子力発電所の管理をウクライナへ返還するために行われていることは、現在は政治的方策だけだとしつつ、しかし、それは不十分だと発言した。

ゼレンシキー大統領がザポリッジャ訪問時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「ザポリッジャ原発の返還に関しては、現在は政治的方策だけであり、残念ながら、原発を私たちのコントロール下に戻すためには、それでは不十分である。ウクライナがザポリッジャ原発をコントロールする方が安全であるが、今のところ、戦場の観点では、私はそのような可能性を目にしていないし、おそらく存在するそれ(方策)は、危険だ。そのため、私たちは、政治的に私たちの原発を取り戻さなければいけないと思っている。少なくとも、あらゆる場で、私たちはそのことについて話している」と発言した。

また同氏は、原発の占拠解除問題はグロッシー国際原子力機関(IAEA)事務局長が携わっていると述べ、近々グロッシー氏はエネルホダルのザポリッジャ原発を訪れる予定であり、彼はその訪問後にキーウも訪れて、ゼレンシキー氏と会うことになっていると伝えた。

そして同氏は、「私たちは、そこ(ザポリッジャ原発)のIAEAチームが交代するように、恒常的に作業している。それは、そこでは『ロシアの戦闘員』がそれをコントロールしているが、しかし、IAEAが原発にいた方がより安全だという話である。少なくとも、私たちもあなたたちも、(編集注:IAEAが原発にいれば)情報を理解できる。もしかしたら、不完全かもしれないし、100%ではないかもしれないが、そこで何が起きているかの情報が生じるし、現時点でそこの安全のコントロールはIAEAが担っているのだ。私は、彼(編集注:グロッシーIAEA事務局長)が安全管理を強化するためのいくつかの提案とともに訪れることを知っており、私たちは今後の行動について協議していく」と発言した。


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