ウクライナ議会、G7にロシア侵略への抵抗支援を改めて要請
ウクルインフォルム
ウクライナ最高会議(国会)は3日、G7各国の議会と政府に対して、ロシア連邦の軍事侵略に対抗するウクライナへの今後の支援について要請する呼びかけ決議を採択した。
ジェレズニャク最高会議野党会派「声党」議員がテレグラム・チャンネルで報告した。
同議員によれば、同決議案第11537は、317名の議員が賛成して採択された(過半数は226)。
呼びかけには、「最高会議は、ウクライナの人々を代表し、国連憲章の目的と原則を守る上で団結と覚悟を示し、ウクライナを国家として破壊し、国際安全保障機構を破綻させ、国際社会を分断させることを目的とするロシア連邦の犯罪的行動へと対抗すよう、国際パートナー国に呼びかける」と書かれている。
また最高会議は、G7に対して、ウクライナの領土一体性が国際的に認められた国境内で完全に回復されるまで武力侵略と戦うウクライナの権利を認めることで、国連憲章へのあからさまな侵害を「合法化」しようとする侵略国の試みと対抗するよう要請している。
さらに、最高会議は、国連加盟国にウクライナの和平イニシアティブである「平和の公式」の実現に積極的に参加するよう求めた。
加えて、呼びかけでは、エネルギーインフラ施設の再建をはじめとする財政・経済支援や、人道支援の提供、提供期間の短縮を含む、軍事支援提供努力の活性化の努力を団結することが必要だと強調されている。
その他、ウクライナがロシア領内の全ての合法的軍事目標を西側諸国製の長射程武器で攻撃する上でのあらゆる制限の解除と、ロシア首脳人対する政治・外交、制裁圧力の強化が呼びかけられている。