ウクライナ議会、閣僚4名を解任
ウクルインフォルム
ウクライナ最高会議(国会)は4日、カミシン戦略産業相、ステファニシナ欧州・欧州大西洋統合担当副首相、ストリレツ環境天然資源相、マリューシカ司法相を解任した。
ジェレズニャク最高会議野党会派「声党」議員がテレグラム・チャンネルで報告した。
カミシン戦略産業相の解任への賛成は243票(過半数は226)。
ステファニシナ副首相の解任への賛成は241票。
ストリレツ環境天然資源相の解任への賛成は244票。
マリューシカ司法相の解任への賛成は249票。
同時に、ヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合相の解任への賛成は214票と過半数を下回り、同大臣は解任されなかった。
本日解任されたカミシン氏は、2023年3月に戦略産業相に任命されていた。同氏は、解任に先立ち、テレグラム・チャンネルにて、「国防分野で働き続けるが、別の役割でだ」と書き込んでいた。
ステファニシナ氏は、2020年6月4日に欧州・欧州大西洋統合担当副首相任命されていた。
ストリレツ氏は、2021年11月3日に環境天然資源相代行に任命、その後2022年4月14日に同相に正式に任命されていた。
マリューシカ氏は、2019年8月29日に司法相に任命され、その後、2020年3月4日の内閣総辞職の後に、司法相に再度任命されていた。
なお、4日、辞表を最高会議に提出したクレーバ外相の解任投票は行われていない。