リトアニア外相、ウクライナの勝利には長射程攻撃許可とさらなる対露制裁が必要と主張
ウクルインフォルム
リトアニアのランズベルギス外相は13日、ウクライナの勝利戦略は長射程兵器使用の制限を解除することと、欧州がロシアの石油や天然ガスを購入することでクレムリンが得ている資金の流れを止めることを含まねばならないと発言した。
ランズベルギス外相がキーウにてシビハ宇外相との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ランズベルギス氏は、パートナー国はウクライナを「必要な限り支援する」と述べているにもかかわらず、彼らの防空や榴弾砲砲弾の供給支援は不十分であり、しかも軍事支援提供は一定の制限が紐づけられていると指摘した。
同氏はまた、ロシアによるウクライナの民間インフラへの攻撃を私たちは非難しているが、欧州はロシアの石油とガスを購入することでロシア軍事予算の10%以上の資金を出し続けている。もし、私たちが勝利戦略を真剣に議論するなら、戦略的ジレンマは、武器使用制限の解除と変わらねばならないし、クレムリンへの全ての資金の流れは次の制裁パッケージで全て止められねばならない」と発言した。
さらに同氏は、長期的平和を確保し得る唯一のイニシアティブはウクライナの「平和の公式」であるとし、ウクライナの友好国、パートナー国は他の案を検討するのではなく、その「公式」の支持について作業すべきだと伝えた。