ローマ教皇、信者に「ウクライナのために何をしているか自らに問いかけて欲しい」
ローマ教皇フランシスコは19日のミサの際、信者に対して、自分がウクライナの戦争で苦しむ人々を助けるために何をしているかを自らに問うよう呼びかけた。
写真 東部ハルキウ市では、特に市内北部の地区へのロシア軍の砲撃の集中度が増している。ルハンシク州では、ロシア軍が3回空爆を実施。南部ヘルソン州でも戦闘が継続している。
ローマ教皇フランシスコは19日のミサの際、信者に対して、自分がウクライナの戦争で苦しむ人々を助けるために何をしているかを自らに問うよう呼びかけた。
ウクライナのダニーロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は、ウクライナ軍人は信じがたい強靭さを見せているが、ロシアの対ウクライナ戦争の終結はまだ遠いと発言した。
2022年6月19日
ウクライナ最高会議(国会)は19日、侵略国ロシア連邦の音楽製品の国内での制限と同国とベラルーシからウクライナへの書籍の持ち込みの禁止を決定した。
ロシア連邦は、外国メディアを通じて、対ウクライナ侵略戦争に関する一方的な「和平計画」を拡散している。
ロシア軍は、ウクライナ東部ドネツィク州の前線ライン全域にて砲撃数を増やしており、過去24時間で28の自治体が砲撃被害を受けた。
ボレル欧州連合(EU)上級代表は、世界の食糧価格の急激な上昇と地球規模の飢餓の脅威が生じる中、食糧危機回避の優先課題はロシアの対ウクライナ侵略の停止と全ロシア軍のウクライナ領からの撤退だと発言した。
ドイツのショルツ首相は、G7はウクライナが必要とする限りずっと同国のことを支える、ウクライナはG7のサポートを期待して良いと発言した。
18日、ロシアが占領を続けるウクライナ南部ヘルソン市で、占領政権と協力する第90収容所所長のイェウヘン・ソボリェウ氏の車両近くで爆発が発生した。
ウクライナ東部ルハンシク州のハイダイ州軍行政府長官は18日、ロシア軍は全予備兵力をシェヴェロドネツィク方面とバフムート方面に投入しており、臨時州都シェヴェロドネツィクを完全に制圧し、同州とドネツィク州を結ぶ幹線を「切断」しようとしていると説明した。
2022年6月18日
ウクライナのゼレンシキー大統領は18日、ウクライナ南部のミコライウ州とオデーサ州を視察した。
18日、ウクライナとロシアは、被拘束者の交換を実施し、ウクライナ側には民間人5名が帰還した。
クリミア先住民族クリミア・タタール人の民族代議機関「メジュリス」の代表を務めるチュバロフ氏は、ロシアが違法に建設したクリミア橋(ケルチ橋)の破壊は、軍事的に不可欠であり、クリミア解放の必要条件だと発言した。
ウクライナのダニーロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は、ウクライナへの武器供与を促進するために採択された「レンドリース法」はまだ利用されていないと指摘した。
ロシア連邦に大半が占領されているウクライナ南部ヘルソン州のサモイレンコ州議会議長は、ヘルソン市の住民に対して、ウクライナ軍の領土解放の活動を楽にするために、同州から脱出するよう呼びかけた。
ウクライナのゼレンシキー大統領は17日、マリウポリ防衛戦の際にロシア側に拘束されたと見られていた救急医療士のコードネーム「タイラ」ことユリヤ・パイェウシカ氏を解放できたと発表した。
2022年6月17日
欧州委員会は、ウクライナへの欧州連合(EU)加盟候補国地位付与の勧告に並び、今後ウクライナにより行われる課題のリストを公開した。主に、法の支配強化と汚職対策の分野の課題が記されている。
ウクライナのゼレンシキー大統領と英国のジョンソン首相は17日、会談後、キーウ中心部を一緒に散歩した。
コフォズ・デンマーク外相は17日、クレーバ宇外相に対して、デンマークはウクライナへの欧州連合(EU)加盟候補国地位付与を支持すると伝えた。
英国のジョンソン首相は17日、キーウを訪問し、ゼレンシキー宇大統領と会談した。ジョンソン氏のキーウ訪問は、ロシア連邦による対ウクライナ全面侵攻開始から2回目となる。
欧州放送連合(EBU)は17日、欧州最大の音楽の祭典「ユーロビジョン」につき、通常は翌年の開催地は今年の優勝国であるウクライナとなるところ、同国の現状にかんがみ、2023年の開催はウクライナでは行われないとの決定を採択した。
ウクライナ閣僚会議(内閣)は、ロシア連邦との間の無査証体制協定を失効させる決定を採択した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は17日、欧州委員会がウクライナへとEU加盟候補国地位を付与するよう勧告する決定を採択したことを歓迎し、来週の欧州理事会会合にて肯定的な結論が出されることへの期待を表明した。
欧州委員会は17日、ウクライナとモルドバに対してEU加盟候補国地位を付与することを勧告した。これを受けて、来週、欧州理事会が同地位を両国に付与するかどうかを決定する。
サンドゥ・モルドバ大統領は、ロシア連邦からの天然ガス供給とモルドバが欧州連合(EU)加盟候補国を受け取ろうとしていることの間に関係があるとは思わないと発言した。
ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は16日、現在のロシア側からの協議に関する提案はいかなるものも、対話の準備があるかのような幻想を作り出すために世界を騙すためのものであり、その後の侵攻再開のための戦力を集めるために利用されると指摘した。
ウクライナ東部ルハンシク州のハイダイ州軍行政府長官は、同州のロシア侵略軍からの砲撃数が毎日増えており、敵攻撃によりリシチャンシクとシェヴェロドネツィクで6名の民間人が死亡したと報告した。
ウクライナ国防省情報総局は、ロシアがウクライナの同意を得ずに違法に建設したいわゆる「クリミア橋」の技術文書「ケルチ海峡の輸送路建設」を獲得したと報告し、オンラインで公開した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は16日、同日の独仏伊ルーマニア4国の首脳との会談結果につき、彼らが、ウクライナにとっての戦争の終了と平和はウクライナの人々が思い描くようなものでなければならないと発言したことを報告した。
ルーマニアのヨハニス大統領は16日、同国はロシアによる対ウクライナ全面的侵攻が始まってから、ウクライナの穀物を100万トン以上をルーマニアを通じて輸送することを支援してきたと発言した。