ウクライナが受け取る米多連装ロケットシステムの弾薬は射程300kmではなく70kmのもの=米紙
ウクライナは、米国から多連装ロケットシステム「MLRS」を受け取る場合、その際に提供されるのはロシア領の深い地点を攻撃できる300km射程のものではなく、70km射程のものとなる。
ウクライナは、米国から多連装ロケットシステム「MLRS」を受け取る場合、その際に提供されるのはロシア領の深い地点を攻撃できる300km射程のものではなく、70km射程のものとなる。
欧州連合(EU)加盟国は、ロシア発石油の部分的禁輸を導入することで合意に達した。また、今回の対露制裁は、その他、ロシア最大の国営銀行「ズベルバンク」をSWIFT(国際銀行間通信協会)から除外し、追加で3つのロシア国営メディアを禁止する。
ウクライナのゼレンシキー大統領は30日、キーウ(キエフ)を訪問したコロナ仏外相と会談した際に、ロシア侵略との戦い、武器提供、ウクライナの欧州統合サポート、対露制裁強化につき協議を行った。
2022年5月30日
コロナ仏外相は30日、フランスはプーチン露大統領とのコミュニケーションチャンネルを維持し、ウクライナ・ロシア間協議の仲介者となる準備があると発言した。
30日、ロシア軍からの砲撃によりフランス記者が死亡したことを受け、ウクライナ東部ルハンシク州からの避難が停止された。
フランスのコロナ外相は30日、ウクライナへの訪問を開始した。
ロシアにより被占領下にあるウクライナ南部メリトポリのフェドロウ市長は、過去3か月間で同市では500人以上が拉致被害にあったと発言した。
キーウ(キエフ)州マカリウ近郊の3月にロシア軍が占領していた地点にて、新たに民間人の遺体が発見された。
ロシア占領政権は、武力制圧したウクライナ東部マリウポリにて、盗んだ金属をロシア領ロストフ・ナ・ドヌーへ向かうロシア貨物船へと搭載している。
ウクライナのゼレンシキー大統領は29日、ハルキウ州の前線地域を訪問し、軍人へ叙勲を行った。ゼレンシキー氏がキーウを離れるのは、2月24日のロシア軍全面侵攻開始以降、今回が初めて。
ロシア軍の侵略を受けるウクライナでは、東部のルハンシク州で臨時州都シェヴェロドネツィクとリシチャンシクを巡り激しい戦闘が続いている。また、ドネツィク州では、ロシア軍が戦車、榴弾砲、迫撃砲、多連装ロケットランチャー「グラート」による砲撃を続けている。
ウクライナ軍はヘルソン州とミコライウ州の間の州境近くで成功裡に限定的な反攻を実施し、これによりロシア軍は防衛に移行せざるを得なくなった。
2022年5月29日
ウクライナ東部ルハンシク州では、28日を通じてロシア軍の攻撃により約60軒の建物が破壊され、民間人が2名死亡、複数負傷者が出ている。
2022年5月28日
ウクライナ軍は28日、第104空挺旅団空挺大隊のアレクサンドル・ドシャガエフ中佐の殲滅を報告した。
フェルドゥーセン駐ウクライナ独大使は、ドイツ政府は最終的決定を下したのであり、ウクライナに重火器を提供すると発言した。
ウクライナ軍参謀本部は28日、ウクライナ軍の進攻により、ロシア軍が被害を出した上で、不利な地点で防衛を行っていると伝えた。
クリミア・タタール民族代議機関「メジュリス」のチュバロフ代表は27日、ロシアが占領するウクライナ南部ヘルソン州ノヴォオレクシーウカ町にて、ロシア軍がマメド・ムサイェフ氏・テチャーナ・バジロヴァ氏夫婦を拉致し、隣接する自治体にある拷問部屋へ連行されたと伝えた。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、2月24日のロシア軍の全面的侵攻までは主にロシア語を使って生活していたウクライナ人の多くが、以降、ウクライナ語を使うようになったと発言した。
ロシア軍により占領されているウクライナ南部ザポリッジャ州では、メリトポリ地区の警察アゾフ海沿岸課が「人民警察」に改名された。
27日、ロシア正教会(モスクワ総主教庁)を母なる教会とする、ウクライナ正教会モスクワ聖庁の聖会議は、キリル・モスクワ総主教によるロシア・ウクライナ戦争に関する立場への不同意を表明し、同教会の完全な自立・独立を決定した。
東部のルハンシク州のシェヴェロドネツィクでは激しい戦闘後にロシア軍が後退、ドネツィク州では28日朝ノヴォミハイリウカとアウジーウカに敵の空爆が行われた。
最新の世論調査によれば、ウクライナに暮らし、生活の中で主にロシア語を使う住民(以下、ロシア語話者)の90%がロシア語の使用による弾圧を受けていないと考えていることがわかった。
2022年5月27日
ウクライナ東部ルハンシク州のハイダイ州軍行政府長官は、27日時点で臨時州都シェヴェロドネツィクはロシア軍から恒常的に砲撃を受けてはいるが、包囲はされておらず、敵が市の周辺にいるだけだと発言した。
ロシアにより占領が続くウクライナ南部ヘルソン市では、占領政権代表者と対的協力者が同市の教師たちを「会合」へと呼び出し、今後の協力を提案したが、大半の教師がこれを拒否した。
27日朝、ロシア軍がミサイル3発を南部ドニプロペトロウシク州へ発射し、国家警護隊宿舎に着弾、約10名が死亡し、約30〜35名が負傷した。
ウクライナのイェルマーク大統領府長官は27日、西側諸国がウクライナに対して、これまで以上の長距離砲撃も可能となる多連装ロケットシステム「MLRS」をできるだけ早く提供するよう要請した。
ウクライナ軍参謀本部は、カナダ空軍によるウクライナへの軍事支援が航空機に積載される様子を移した動画を公開した。
ロシアにより制圧されたマリウポリの工場「オクチャブリ」跡にて、約70体の遺体が見つかった。アンドリュシチェンコ同市市長顧問は、敵の砲撃による倒壊にて建物に閉じ込められた人々の遺体だと説明し、これらの遺体は集団墓地への埋葬のために運び出されたと伝えた。
ウクライナのクレーバ外相は26日、ロシアが最近積極的に拡散している新しいナラティブ(物語)について説明した。クレーバ氏は、ロシア現在特に、アフリカ、中近東、一部のアジアの国々に対してウクライナへ不満を抱かせようとしていると指摘した。