ロシアが作り出した危機は「ウクライナ危機」ではなく「ロシア危機」=EU上級代表
ボレル欧州連合(EU)上級代表は21日、ウクライナ周辺の危機はロシアが人工的に作り出したものであり、「ウクライナ危機」ではなく、「ロシア危機」と呼ぶべきだと指摘した。
ボレル欧州連合(EU)上級代表は21日、ウクライナ周辺の危機はロシアが人工的に作り出したものであり、「ウクライナ危機」ではなく、「ロシア危機」と呼ぶべきだと指摘した。
ウクライナ東部にて「ドネツィク人民共和国(DPR)」「ルハンシク人民共和国(LPR)」を自称する武装集団の首長、プシーリン氏とパシチニク氏は21日、ロシアのプーチン大統領に対して、それぞれを国家承認するよう要請した。
アンナレーナ・ベーアボック独外相は21日、ロシアがウクライナの被占領地の住民の命で無責任な遊びをしているとして、ロシア首脳陣を非難し、同国に協議に戻るよう要請した。
20日、ウクライナ大統領府は、19日のゼレンシキー大統領によるミュンヘン安全保障会議出席時の会場での各国の首脳などとの会談について報告した。
ウクライナのレズニコウ国防相は20日、東部ドネツィク・ルハンシク両州一部地域(被占領地)にて、武装集団があたかも住民を大規模にロシアに避難させていると主張しているが、実態はそのような大規模ではなく、またロシアに連れて行かれた人は、自分で家に帰っていると説明した。
在ウクライナ米大使館は20日、ロシアが8年前にクリミアへ侵攻したことを喚起し、それ以降、同地の軍事かと見解の違う者への抑圧が行われていると指摘した。
20日、マクロン仏大統領とジョンソン英首相が電話会談を行い、ロシア連邦のウクライナ国境沿いへの軍集結により生じている現在の緊張の解決に関して協議を行った。
ウクライナのクレーバ外相は21日、バイデン米大統領とプーチン露大統領の首脳会談に向けた準備の際に、米国はウクライナと緊密に調整を行うと、ブリンケン米国務長官がウクライナに明言したと発言した。
2月20日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍は、停戦合意に80回違反、ウクライナ軍人1名が負傷した。
2月21日、ウクライナ国内の前日の新型コロナウイルス感染(COVID-19)新規確認事例は1万3562件だと発表された。
2022年2月20日
マクロン仏大統領は20日、プーチン露大統領と電話会談を行い、現在のロシア・ウクライナ危機の外交的解決を目指すことで合意した。
ウクライナ全土の監視活動を行っている欧州安全保障協力機構(OSCE)ウクライナ特別監視団(SMM)は、2月17日夜から18日夜までの24時間の監視機関で、ドネツィク・ルハンシク両州にて、1566回の停戦違反を確認したと発表した。これは、2021年の1日平均停戦違反数の約6倍となる。
ウクライナのザルジュニー総司令官は19日、ロシアの報道機関が同日拡散した、あたかもウクライナがロシア領ロストフ州を砲撃したとする情報につき「真っ赤な嘘」であり、挑発行為だと指摘した。
2月20日、ウクライナ国内の前日の新型コロナウイルス感染(COVID-19)新規確認事例は1万7448件だと発表された。
ゼレンシキー大統領は20日、尊厳革命(マイダン革命)の際に当時政権の治安当局により殺害された抗議参加者「英雄『天国の戦士』」の追悼碑を訪れた。
19日、G7外相はドイツにて会合を開き、現在のロシア・ウクライナ情勢について協議した上で、G7外相声明を発出した。
2月19日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍は、停戦合意に136回違反、内116回はミンスク諸合意の禁止する兵器を使用し、結果、ウクライナ軍人が2名死亡、4名負傷した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、マクロン仏大統領と緊急電話会談を行い、ウクライナ東部ドンバス地方の情勢激化につき報告した。
2022年2月19日
ゼレンシキー大統領は、国際パートナーに対して、ロシアによるウクライナへの全面的侵攻を防ぐために予防的に制裁を発動することが必要だと主張したが、理解が得られなかったと発言した。
ゼレンシキー大統領は19日、ウクライナは欧州連合(EU)・北大西洋条約機構(NATO)の加盟展望を必要としているとし、それが本当にウクライナにとって助けとなると主張した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、ブダペスト覚書にもとづいた参加国による協議の開催を主導すると発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、現在のドンバス地方での戦闘激化は、敵からの挑発であると発言した。
2月19日17時時点で、ウクライナ東部の統一部隊作戦圏では、ロシア連邦占領軍の攻撃が70回確認され、ウクライナ軍人2名が死亡、4名が負傷した。
オランダ政府は、ウクライナ政府へ軍用品を供与することを決定した。
バイデン米大統領は18日、プーチン露大統領はウクライナへの侵攻を決定したと確信していると発言した。他方で、外交に戻るにはまだ遅くないとも発言した。
ウクライナ全土を監視する活動を行っている欧州安全保障協力機構(OSCE)のウクライナ特別監視団(SMM)は、2月16日19時30分から2月17日19時30分までの24時間、東部ドネツィク・ルハンシク両州にて870回の停戦違反を確認した。
2月18日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍は、停戦合意に66回違反、内52回はミンスク諸合意が禁止する火砲を使用した。
2月19日、ウクライナ国内の前日の新型コロナウイルス感染(COVID-19)新規確認事例は3万1125件だと発表された。
2022年2月18日
ウクライナ国防省傘下の情報機関「情報総局」は、ロシアの情報機関がウクライナ東部被占領下ドネツィク市にて、複数の社会インフラ施設を爆破させるという情報があると発表した。