31日のウクライナの人道回廊を通じた避難民は約1500名=副首相
ウクライナのヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合相は31日、同日人道回廊を通じて約1500人を避難させることができたが、他方で、メリトポリへと搬送する予定だった人道支援14トンがロシア軍に奪われたと発表した。
ウクライナのヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合相は31日、同日人道回廊を通じて約1500人を避難させることができたが、他方で、メリトポリへと搬送する予定だった人道支援14トンがロシア軍に奪われたと発表した。
2022年3月31日
ウクライナのゼレンシキー大統領は31日、トルコのエルドアン大統領と電話会談を行い、同国がウクライナの安全保証国となる準備があることにつき謝意を伝えた。
ゼレンシキー大統領は31日、オランダ、ベルギー、オーストラリアの3か国の国会でそれぞれオンラインにて演説を行った。
ロシア軍は、チョルノービリ(チェルノブイリ)原子力発電所の明け渡し意図を最終的に確認する文書を作成し、署名した。
ウクライナの原子力発電公社の国営エネルホアトム社は31日、チョルノービリ(チェルノブイリ)原子力発電所など、立入制限区域の施設を占拠していたロシア軍が、少人数の兵力のみ残してベラルーシ方面へ出発したと発表した。
英国政府は31日、ロシアに対して、ウクライナへの侵略継続を受けて、新たな制裁を発動した。
ウクライナのヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合相は31日、国際赤十字委員会(ICRC)から、ロシアに南部ベルジャンシク(占領下)を通じた東部マリウポリへの人道回廊を開設する準備があることを確認したと発表した。
30日、ウクライナ軍参謀本部は、ウクライナ軍が南部ヘルソン州のオルロヴェ、ザフラジウカ、コチュベイウカの3つの村をロシア軍から解放したと発表した。
ウクライナのヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合相は30日、ロシア連邦が31日の停戦を一方的に発表したことは、印象操作であるとの見方を示した。
2022年3月30日
ウクライナ外務省は30日、ラヴロフ露外相がウクライナ・ロシア和平協議におけるクリミアとドネツィク・ルハンシク両州一部地域の問題に関して誤解していると指摘した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は30日、バイデン米大統領と電話会談を行い、1時間にわたり、防衛、財政、人道の分野の支援、制裁、前線の状況、ロシアとの協議プロセスについて協議を行った。
ヘーベストレイト独政府報道官は30日、ドイツ政府には、戦争当事者の間に和平合意が締結された後で、ウクライナの安全の保証国となる一般的な準備があると発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は29日、侵略国ロシアとの協議を行っていることがロシアからの制裁解除をもたらすことがあっては絶対にならないと発言した。
ウクライナ国防省は30日、前日ロシア側がキーウ方面とチェルニヒウ方面のロシア軍の活動を大幅縮小すると発表したが、現在ロシア軍の大規模な撤退は確認されていないと発表した。
ウクライナ・ロシア和平協議にウクライナ代表団の一員として参加しているポドリャク大統領府長官顧問は30日、ロシアの大富豪アブラモヴィチ氏は協議代表団間の効果的な仲介者であると発言した。
ウクライナ・ロシア和平協議にウクライナ代表団の一員として参加しているアラハミヤ最高会議(国会)与党「人民奉仕者党」会派長は、ロシア代表団が1回目の和平協議の際にウクライナの降伏に関する合意案を提示してきたと伝えた。
ウクライナのゼレンシキー大統領は30日、現在各地で戦争の陰で活躍するウクライナの人々が写された写真を紹介した。
ウクライナ・ロシア和平協議にウクライナ代表団の一員として参加しているアラハミヤ最高会議(国会)与党「人民奉仕者党」会派長は、ロシア軍が、2月23日後に占拠したウクライナ領土に駐留し続ける限りは、いかなる和平合意も、いかなる国民投票もあり得ないと発言した。
ロシアの侵略の続くウクライナにて、南部ザポリッジャ州では58名がロシア軍に拘束され、内20名がすでに解放されている。
ロシアからの侵略の続くウクライナでは、29日夜から30日の朝にかけて、各地で空襲警報が確認された。ただし大半の地域では、ロシア軍による攻撃は確認されていない。
ロシアからの侵略の続くウクライナでは29日、ロシアとウクライナが合意した人道回廊を通じて避難した市民の数は1665名だった。
ムスヤ国連事務次長補(人道問題担当)は29日、過去1か月でウクライナ国境を390万人が越え、国内避難民は650万人となっていると発表した。
29日にロシア軍のミサイル攻撃を受けたウクライナ南部ミコライウ市に位置するミコライウ州行政府庁舎では、被害者救助作業が続いている。同攻撃による死者数は12人となった。
国連人権監視団は、ロシア軍が包囲し、人道状況の悪化するウクライナ東部マリウポリ市につき、過去1か月で市民が数千人亡くなっている可能性があると指摘した。
仏大統領府は、マクロン仏大統領とプーチン露大統領の電話会談の後、ウクライナ東部マリウポリへの人道作戦は「現時点では」不可能だと発表した。
2022年3月29日
クリミア先住民のクリミア・タタール人の指導者として知られるムスタファ・ジェミレフ氏は29日、同日ウクライナがイスタンブルにてロシアに提案した主張が受け入れられた場合は、ロシアは実質的クリミアの占領を認めることになると指摘した。
クリミアの先住民族クリミア・タタール人の代議機関「メジュリス」のチュバロフ代表は29日、ウクライナ・ロシア和平協議において将来の合意案における、今後15年間クリミアに関する協議を行うという提案を批判した。
ウクライナのアレストヴィチ大統領府長官顧問は、ロシア軍にはウクライナ北部のチェルニヒウを制圧して、マリウポリのようにするだけの力はないと発言した。
ウクライナのアレストヴィチ大統領府長官顧問は、ロシア・ウクライナ戦争におけるウクライナ軍人の死者数は小さくないとしつつ、死者の具体的数を発表することは終戦まで禁じられていると発言した。