独仏ポーランド首脳が会談 欧州情勢を協議
ロシア・ウクライナ情勢が緊迫する中で、独仏ポーランド3国(ワイマール・トライアングル)の首脳が8日、ベルリンにて会談した。ドイツのショルツ首相は、この3国は欧州の平和を維持するために特別な責任を負っていると発言した。
2022年2月9日
ロシア・ウクライナ情勢が緊迫する中で、独仏ポーランド3国(ワイマール・トライアングル)の首脳が8日、ベルリンにて会談した。ドイツのショルツ首相は、この3国は欧州の平和を維持するために特別な責任を負っていると発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は8日、キーウ(キエフ)を訪問したオーストリアのシャレンベルク外相、チェコのリパフスキー外相、スロバキアのコルチョク外相と会談した。
ドネツィク出身記者であり、三者コンタクト・グループ(TCG)ウクライナ代表団に加わるハルマシュ氏は、ウクライナは、ドネツィク・ルハンシク両州一部地域(CADLR)の武装集団の提案に対して、書面返答する義務を負っておらず、8日の政治作業部会でも返答をしなかったと発言した。
2022年2月8日
ウクライナのゼレンシキー大統領は8日、キーウ(キエフ)を訪問したマクロン仏大統領と会談した。ゼレンシキー氏は、ウクライナ東部情勢解決プロセスがマクロン氏との重要議題の一つであったとし、独仏宇露4国からなるノルマンディ・フォーマットの首脳会談が近々開催されることへの期待を表明した。
ウクライナ訪問中のベーアボック独外相は8日、東部ドネツィク州シローキネを訪問した。
マクロン仏大統領は8日、プーチン露大統領とウクライナの「フィンランド化」について話したとする報道を否定した。なお、フィンランド化とは、フィンランドのようにウクライナが北大西洋条約機構(NATO)に加盟しない案を指す。
ウクライナを訪問した、オーストリア、チェコ、スロバキア(スラフコフ・フォーマット)の外相は、同3国はウクライナのそばに立っており、3外相のウクライナ訪問がそのことをはっきりと証明したと発言した。
ウクライナのコンドラテューク最高会議(国会)副議長は、8日に日本の衆議院にてウクライナとの連帯を表明する決議が採択されたことにつき、最高会議による感謝の意を表明した。
ウクライナのクレーバ外相は7日、ロシア・ウクライナ紛争解決協議を行う独仏宇露4国からなる「ノルマンディ・フォーマット」における、ベルリンにて開催される首脳補佐官級次期会合への期待に言及した。
ウクライナのニコレンコ外務報道官は、ロイター通信がロシア武装集団首長を「ウクライナ東部の分離主義者」と形容して報道したことにつき、現実を歪め、ロシアの責任追求の努力を弱めることになるものだとして批判した。
バイデン米大統領は7日、ロシアがウクライナへの更なる侵攻に踏み切った場合、独露間新天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」は完全に消滅すると発言した。
ウクライナのクレーバ外相は、露中首脳が共同声明に署名した後も、中国がロシアの対ウクライナ侵略を何らかの形で促進するとは思っていないと発言した。
ウクライナのクレーバ外相は8日、ウクライナは、マクロン仏大統領がプーチン露大統領からウクライナに持ってきた「シグナル」に関心があると発言しつつ、同時に、ウクライナが自らの「レッドライン」を越えることはないと釘を刺した。
ウクライナのクレーバ外相は7日、ドイツからウクライナに対して、ウクライナ東部武力紛争解決問題においてロシアへのあり得る譲歩を求めて圧力がかけられているなどということはないと発言した。
マクロン仏大統領は7日、今後数日間が情勢の安定化・沈静化にとって決定的となると発言した。
マクロン仏大統領は7日、モスクワにてプーチン露大統領と会談した。マクロン氏は、「ウクライナ問題」の解決の基本はミンスク諸合意であると発言した。
日本の衆議院にて8日、ウクライナとの連帯を表明する決議が採択された。
オーストリアのシャレンベルク外相、チェコのリパフスキー外相、スロバキアのコルチョク外相は7日、ウクライナ東部ルハンシク州スタニツャ・ルハンシカを訪れ、コンタクト・ラインの通過検問地点を視察した。
ドイツのベーアボック外相は7日、ロシアがウクライナへの更なる侵略に踏み切った場合は、ドイツ政府は高い経済的代償を払う準備があると発言した。
2022年2月7日
「三者コンタクト・グループ(TCG)」にてウクライナ代表団に加わるセルヒー・ハルマシュ氏は、ロシアは今後、独仏宇露4国のノルマンディ・フォーマットの他の参加国を通じてか、あるいは、軍事的エスカレーションを通じて、ウクライナに対して、ミンスク諸合意をロシアに都合の良い解釈で履行させることを試みるだろうとの見方を示した。
7日、ドイツ、オーストリア、チェコ、スロバキアの4国の外相がウクライナの訪問を開始した。
サリヴァン米大統領国家安全保障担当補佐官は、ロシアのウクライナへの更なる侵攻に踏み切った場合に、中国が同侵攻を支持した場合、同国も苦しむことになるかもしれないと発言した。
ウクライナのクレーバ外相は、ロシアとの協議において、ウクライナの領土一体性問題の譲歩とドネツィク・ルハンシクの武装集団との直接対話は、ウクライナが決して受け入れない「レッドライン」だと説明した。
ポドリャク・ウクライナ大統領府長官補佐官は、ウクライナ政権内では、ウクライナ東部情勢解決協議は、ドネツィク・ルハンシク両州一部地域の傀儡集団とではなく、ロシアとのみ行うべきだとする立場が維持されていると発言した。
2月7日の北方領土の日に合わせて、エマニュエル駐日米国大使は、北方領土問題における米国の日本の立場への支持を表明するとともに、ウクライナ領クリミア・ドンバスの占領問題についても言及した。
2022年2月6日
トルコのエルドアン大統領は、自身とエミネ大統領夫人が新型コロナウイルス感染症にかかったと発表した。
2022年2月5日
ウクライナのクレーバ外相は4日、ブリンケン米国務長官と電話協議を行い、ロシア連邦の攻撃的意向を抑止するための今後の行動について協議を行った。
2022年2月4日
ウクライナの戦略コミュニケーション・情報セキュリティ・センターは、民族主義政党「国民軍団党」の代表者が「放射線爆弾」を自作したと主張される、ロシアなどのテレグラムチャンネルにて拡散されている動画投稿の検証を行った。
フェルドゥーセン駐ウクライナ独大使は、ドイツは現在パートナー国とともに、ロシアがウクライナに更なる侵攻した場合に発動する非常に厳しい対露制裁の準備をしていると発言した。
クヴィン駐ウクライナ米国臨時代理大使は、ロシアがミンスク諸合意を誤って解釈している限り、平和的情勢解決にて妥協に達成することは困難だろうとの見方を示した。