「ウクライナ全土の脱占領は時間と順序の問題に過ぎない」=ダニーロウ宇安保書記
ウクライナのダニーロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は12日、ゼレンシキー宇大統領は軍に対して、ウクライナ南部だけの脱占領課題を出したのではなく、ウクライナ全土の脱占領の課題を出したのであり、脱占領は時間と順序の問題に過ぎないと発言した。
ウクライナのダニーロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は12日、ゼレンシキー宇大統領は軍に対して、ウクライナ南部だけの脱占領課題を出したのではなく、ウクライナ全土の脱占領の課題を出したのであり、脱占領は時間と順序の問題に過ぎないと発言した。
ロシア連邦軍は、引き続きウクライナ各地への攻撃を続けている。ハルキウ市では13日未明、防空システムが作動、敵ミサイルを撃墜した。
12日夜、ロシアにより2014年以降占領が続いているウクライナ東部ルハンシク市の住民が、同市で爆発が生じているとソーシャルメディア上で報告している。
ウクライナのゼレンシキー大統領は12日、ウクライナは防衛し、復興し、自らの外政上の目的を全て実現できるようになると発言した。
ウクライナの一時的被占領地再統合省は12日、ウクライナ政府管理地域へとウクライナ軍人の遺体30体が返還されたと発表した。
ロシア軍の9日の砲撃により集合住宅が半壊したウクライナ東部チャシウ・ヤル(ドネツィク州)では、確認された住民の死者数が46人に上った。
2022年7月12日
欧州連合(EU)理事会は12日、ウクライナへの10億ユーロの追加緊急マクロ財政支援を拠出する決定を発表した。この支援は、ウクライナの緊急需要と極めて重要なインフラの再生にあてられる。
ウクライナ外務省のニコレンコ報道官は、7月13日にイスタンブルにて、ウクライナ、国連、トルコ、ロシアの4者によるウクライナの穀物を黒海を通じて輸出するための安全な海洋回廊の条件を協議する会合が開催されることを認めた。
アンドリュシチェンコ・マリウポリ市長顧問は、ロシアが制圧したマリウポリに残っている市民に対して、ロシア侵略者が開いた、政府管理下ザポリッジャへの避難用回廊を利用するよう呼びかけた。
メディア・情報技術分野の専門家であるヘルソン出身のユーリー・アントシチューク氏は、自身の経験から、ロシアが現在占領しているウクライナ南部ヘルソン市に暮らすウクライナ国民に「何をすべきでないか」についてアドバイスを行った。
ウクライナのゼレンシキー大統領は11日、最高会議(国会)議員に対して、自身が提出した、ウクライナにおけるポーランド国民の法的・社会的保証に関する法案の説明を行った。
駐ウクライナのG7各国の大使で構成される「G7大使ウクライナ・サポート・グループ」は、ウクライナ政権が特別汚職対策検察(SAP)長を時宜を得て任命することが決定的に重要だとするメッセージを発出した。
米ホワイトハウスのサリヴァン大統領補佐官(国家安全保障担当)は、プーチン露大統領のウクライナにおける戦争における全ての戦略的計画は失敗しており、ウクライナ国民の抵抗と米国・西側の支援によってクレムリンがその他の目的も達成できないことは明白だと発言した。
米国政府は、ウクライナ政府に対して17億ドルの追加無償援助を送った。
11日、ロシア軍の航空機がオデーサ州を2回ミサイルKh-31で攻撃し、港湾インフラへの着弾含め、複数建物が損傷した。
ウクライナ最大の大富豪(オリガルヒ)として知られるリナト・アフメトフ氏の投資企業「SCM」は11日、報道ビジネスから撤退すると発表した。
ロシア連邦のプーチン大統領は11日、全てのウクライナ国民がロシア国籍を簡素手続きで取得できるようにする(パスポータイゼーション)大統領令に署名した。
9日にロシア軍から砲撃を受けたウクライナ東部チャシウ・ヤル(ドネツィク州)の集合住宅の住民死者数は、12日時点で34人に上った。
ロシアによる占領の続くウクライナ南部ヘルソン州ノヴァ・カホウカにて、ロシア軍の弾薬庫が爆発炎上した。
2022年7月11日
ウクライナのゼレンシキー大統領は11日、トルコのエルドアン大統領と電話会談を行い、ウクライナの海洋港の封鎖を解除して、穀物を輸出できるようにすることの重要性を協議した。
オランダのルッテ首相は11日、ウクライナのキーウを訪問し、ゼレンシキー宇大統領と会談した。両者は、ウクライナへの武器提供、ウクライナ復興などについて協議を行った。
ウクライナのヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合相は10日、ウクライナ南部のヘルソン州とザポリッジャ州のロシア占領地域の住民に対して、あらゆる可能な手段でできるだけ早く同地を避難するよう改めて呼びかけた。
ウクライナ軍は、ヘルソン州イヴァニウカ村を解放したと発表した。
ロシア軍に砲撃されたウクライナ東部ドネツィク州チャシウ・ヤルの集合住宅では、住民死者数が24名に上っている。
ウクライナ陸軍は、海兵が英国提供の装甲戦闘車マスティフを使用する場面の動画を公開した。
ウクライナ政権関係者は、11日朝の東部ハルキウ市へのロシア軍の砲撃により、31名が負傷、3名が死亡したことを報告した。
ウクライナのレズニコウ国防相は、米国に提供されたウクライナは長距離火砲を効果的に利用しており、さらなる武器供給、特に装甲車と無人機を必要していると発言した。
パッテン紛争下の性的暴力担当国連事務総長特別代表は、ロシアの対ウクライナ全面的戦争の期間中に、124件の性的暴力事例をすでに確認したと発表した。
ロシアからの侵略の続くウクライナでは、東部ハルキウ市にて過去24時間で3回ミサイル攻撃が確認された。その内1発は、オスノヴヤンシキー地区の6階建て集合住宅に着弾し、建物の一部が倒壊した。