EU、対露経済制裁の延長を決定
欧州連合(EU)は、ロシア連邦に対する経済制裁の6か月間の延長を決め、ミンスク諸合意の履行を要請した。
欧州連合(EU)は、ロシア連邦に対する経済制裁の6か月間の延長を決め、ミンスク諸合意の履行を要請した。
ドイツのエネルギー規制機関である「連邦ネットワーク庁(BNetzA)」のヨヘン・ゴーマン長官は、独露間の新天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」は、2022年上半期には稼働しないだろうとする見方を示した。
欧州議会は16日、ウクライナ国境周辺と同国一時的被占領地の状況に関する決議を採択した。同決議は、ウクライナ周辺へのロシア軍集結を非難し、ロシアに対して、軍を撤退させるよう呼びかけている。
12月16日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍は、停戦合意に5回違反、ウクライナ軍人1名が死亡、1名が負傷した。
12月17日、ウクライナ国内の前日の新型コロナウイルス感染(COVID-19)新規確認事例は8899件だと発表された。
16日、国連総会は、昨年から内容の更新された「一時的被占領下クリミア自治共和国とセヴァストーポリ市(ウクライナ)の人権状況」を採択した。
2021年12月16日
ロシア連邦の裁判所がウクライナ東部ドネツィク・ルハンシク両州占領地にてロシア軍人が駐留していることを実質的に認める判決を下した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は15日、ウクライナは東部情勢解決のためならどのようなフォーマットの協議でも行う準備があるが、しかしそのためにはロシアも同様のことを望まなければならないと発言した。
クリミア・タタール人による植物と幾何学模様を中心とする民族の伝統装飾「オルネク(Örnek)」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された。
ゼレンシキー大統領は15日、スペインのサンチェス首相と会談し、ウクライナの欧州統合などに関する協議を行った。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、ロシア連邦に対する制裁は情勢エスカレーションが起きてからではなく、起きる前に科すべきだと主張した。
ストルテンベルグ北大西洋条約機構(NATO)事務総長は、NATOとウクライナの協力がロシアにとっての脅威を生み出さず、侵略者はロシアなのであり、ロシアこそが隣国に対する振る舞いを変え、国際合意の違反を止めなければならないのだと発言した。
ゼレンシキー大統領は15日、パートナー国からミンスク諸合意履行圧力は一切感じていないと発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、2014年に戦争を開始したロシア連邦こそが、ウクライナを北大西洋条約機構(NATO)加盟に押しやったのだとする見方を示した。
フォンデアライエン欧州委員長は15日、ロシア・ウクライナ武力紛争解決協議を扱う独仏宇露4国からなる「ノルマンディ・フォーマット」では、ドイツとフランスが調整役・監視役を担っているのであり、紛争の当事者はウクライナとロシアであると発言した。
15日、ブリュッセルで開催された東方パートナーシップ(EaP)首脳会談にて、共同宣言が採択された。EaPに参加するウクライナ、ジョージア、モルドバ(連合トリオ)は同首脳会談の結果を歓迎した。
12月15日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍は、停戦合意に9回違反、その内5回はミンスク諸合意の禁止する大口径火砲を使用した。
12月16日、ウクライナ国内の前日の新型コロナウイルス感染(COVID-19)新規確認事例は9590件だと発表された。
2021年12月15日
マクロン仏大統領は15日、ゼレンシキー大統領との会談時、前日のプーチン露大統領との電話会談時にウクライナの主権と領土一体性へのコミットメントを確認したことを伝えた。
ゼレンシキー大統領は15日、ショルツ独首相とマクロン仏大統領と3者会談を行い、ウクライナ東部情勢を協議した上で、ロシア連邦に対して、ロシア・ウクライナ紛争解決協議を行うノルマンディ・フォーマット(独仏宇露4国)における建設的な作業を再開するよう要請した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、独露間天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」が稼働し、ウクライナ経由の天然ガス輸送が止められた場合、中東欧の安全保障は「即座に崩壊する」と発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は15日、アリイェフ・アゼルバイジャン大統領との会談時、2022年2月にウクライナ、アゼルバイジャン、トルコの3か国で首脳会談を開催することを提案した。
14日、一時的被占領下ウクライナ領クリミアのフェオドシヤ市にて、23歳のクリミア・タタール系住民クルトゥメル・チャルホゾフ氏が占領政権当局により、自宅の家宅捜索を受けた後に拘束された。
欧州連合(EU)のボレル上級代表は14日、EUはウクライナの主権と領土一体性への支持で一致しており、ロシアに対しては、ウクライナへの軍事行動の際に断固とした対応を取るというシグナルを伝えると発言した。
ウクライナ東部に駐留するロシア占領軍の戦闘員は、欧州安全保障協力機構(OSCE)ウクライナ特別監視団(SMM)の無人機に対して銃撃を行った。
13日、カレン・ドンフリード米国務次官補がロシア訪問の前にウクライナを訪問し、ドミトロー・クレーバ外相と会談した。
ウクライナは、北大西洋条約機構(NATO)の兵器調達支援機関「NATO保守整備補給機関」を通じた兵器システム購入に対するドイツによる妨害の解除を求めて、同国と協議を行っている。
ウクライナのクレーバ外相は14日、ウクライナ情勢解決に向けて米国は、ロシア連邦との間の2国間対話の形成を主導しているのであり、それはすでにある独仏宇露4国が協議する「ノルマンディ・フォーマット」の再編ではない、と説明した。
ゼレンシキー大統領は、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)へ加盟しないことの保証をロシア連邦が求めていることに関して、ロシアが過去に自らが約束した保証を破っていることを喚起した。