G7大使、シュミハリ・ウクライナ首相と会談
ウクライナに駐在するG7各大使から構成される「G7大使ウクライナ・サポート・グループ」は12日、シュミハリ宇首相と会談し、現下の戦争の状況、露軍の民間人・エネルギーインフラへのミサイル攻撃、人道支援、ウクライナ国内改革などにつき協議を行った。
ウクライナに駐在するG7各大使から構成される「G7大使ウクライナ・サポート・グループ」は12日、シュミハリ宇首相と会談し、現下の戦争の状況、露軍の民間人・エネルギーインフラへのミサイル攻撃、人道支援、ウクライナ国内改革などにつき協議を行った。
日本の松野内閣官房長官は13日、前日国連総会緊急特別会合で採択されたウクライナの領土一体性及び国連憲章原則の擁護に関する決議につき、日本は共同提案国入りし、賛成票を投じたとし、採択を歓迎すると発言した。
ウクライナへの侵略を続けるロシア連邦軍は、13日未明、ウクライナ南部ミコライウへとミサイル攻撃を行った。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、12日に国連総会が採択した決議につき、世界はロシアによるウクライナ領「併合」の試みが無意味であり、決して認められることはないことを確認したと発言した。
12日、国連総会は、ロシアが占領するウクライナ領にて実施した偽「住民投票」は法的効力を一切持たず、その地域の地位の変更の根拠にはならないとする決議を採択した。
2022年10月12日
北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は12日、NATO同盟国からウクライナへの武器供給における優先課題は、様々なタイプの防空システム・手段の提供でなければならないと発言した。
米国のプライス国務省報道官は11日、ラヴロフ露外相によるロシアとウクライナの協議可能性に関する発言が、ロシア軍のウクライナ各地へのミサイル攻撃の直後に行われたことを指摘した上で、その発言は本当の和平対話の意向ではない、「格好だけ」のものだと受け止めていると発言した。
ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は、ウクライナの現下の戦争における勝利の3つの条件として、軍人・民間人の士気の維持、武器提供の継続、ロシアエリートに対する更なる罰の保障を挙げた。
ウクライナへの侵略を続けるロシア軍は12日朝、ウクライナ東部ドネツィク州アウジーウカの市場を砲撃し、結果住民7名が死亡、8名が負傷した。
ウクライナのスヴィリデンコ第一副首相兼経済相は11日、松田駐ウクライナ日本大使と会談した。両者は、太平洋地域における貿易強化、投資展望、ウクライナの戦後復興につき協議を行った。
ストルテンベルグ北大西洋条約機構(NATO)事務総長は11日、ロシアが10日にウクライナ各地に対して行ったミサイル攻撃につき、それはロシア軍が戦場で無力であること、ロシアがこの戦争に勝てないことを証明するものであると指摘した。
ウクライナ軍特殊作戦軍は、南部ヘルソン州にてロシア軍の多連装ロケットシステム「ウラガン」を鹵獲(ろかく)したと報告した。
ロシアが占拠を続けるウクライナ南部のザポリッジャ原子力発電所は12日、外部からの送電を失い、5日ぶりに再び完全に外部送電を失った。
サラピナス駐ウクライナ・リトアニア大使は、キーウの諸外国大使館は10日のロシアのミサイル攻撃後もキーウを去る予定はないと発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は12日、人類と人間性はどのようなテロリストよりも強いのであり、テロは世界からの返答を必ず受け取るし、壊された物は全て再生させると発言した。
ウクライナのレズニコウ国防相は11日、ドイツから防空システム「アイリスティー(IRIS-T)」1基が、米国から高機動ロケットシステム「ハイマース」追加4台が到着したことを報告した。
米ホワイトハウスのカービー安全保障会議(NSC)戦略広報調整官は11日、米国はウクライナへ提供予定の防空ミサイルシステム「ナサムス(NASAMS)」の最初の2基を「近い将来」移送すると発言した。
11日、G7議長国ドイツの呼びかけにより、ゼレンシキー宇大統領も招待する形でG7首脳テレビ会議が開催され、ロシア・ウクライナ戦争に関して協議が行われ、会議後G7首脳によるウクライナに関する声明が発出された。
ウクライナのニコレンコ外務報道官は11日、ラヴロフ露外相によるゼレンシキー宇大統領への発言に言及しつつ、ロシア現政権は協議のチャンスを失ったとの見方を示した。
2022年10月11日
ウクライナのゼレンシキー大統領は11日、G7首脳に対して、ロシアのウクライナ市民への攻撃や偽「住民投票」やウクライナ領「併合」の試みを喚起し、ウクライナの防空システム強化への支援や対露制裁の強化などを要請した。
ウクライナのイェルマーク大統領府長官は11日、ロシアとの間で被拘束者との交換が行われ、32名の生存する軍人の帰還とイスラエル国籍のドミトロー・フィアルカ氏の遺体の返還を報告した。
ウクライナ西部リヴィウ州では、ロシア軍による10、11日のミサイル攻撃にて4つの火力発電所が破壊された。
ウクライナ南部ザポリッジャ市では、連日のロシア軍によるミサイル攻撃により破壊された建物の瓦礫除去作業が続いている。9〜11日の3日間で23名の住民の死亡が確認されている。
コルスンスキー駐日ウクライナ大使は、ウクライナの外交官は日本側との間で、携帯型の発電機、暖房器材、浄水器の提供について協議を行っていると発言した。
ロシアによる電力インフラへの攻撃を受けて、キーウ市とキーウ州にて、計画停電実施の可能性が発表された。
ウクライナのゼレンシキー宇大統領は、10日のロシア軍によるウクライナ各地への大規模ミサイル攻撃を受けて、アルバニージー豪首相、ドラギ伊首相、トルドー加首相、グテーレス国連事務総長と電話会談を行った。
ベラルーシ反政権運動の指導者として同国国外で活動するシヴャトラナ・ツィハノウスカヤ(スヴェトラナ・チハノフスカヤ)氏は、ウクライナ政権に対して、自身が主導する政権移行に向けた統一ベラルーシ移行内閣との外交関係樹立を要請した。
ウクライナ出身の著名ハリウッド女優ミラ・ジョヴォヴィッチ氏は、ロシア軍による10日のウクライナ各地への大規模ミサイル攻撃を受けて、ウクライナの人々を応援しているとするメッセージを発表した。
英政府通信本部(GCHQ)のジェレミー・フレミング長官は、ロシア側の物資・軍需品が不足してきていることを指摘した。