裁判所、メドヴェチューク容疑者の拘置決定
リヴィウ市リチャキウ地区裁判所は16日、国家反逆罪容疑などで裁判が続き、2月24日のロシアの全面的侵攻開始以降に、自宅軟禁を破り逃亡するも、4月12日に保安庁(SBU)に拘束されたヴィクトル・メドヴェチューク容疑者(最高会議(国会)野党生活党議員)の未決囚予防措置として拘置(逮捕)を選択した。
写真 ウクライナでの全面的侵略を続けるロシア軍は、南部・東部を中心に攻撃を続けており、引き続き民間人に犠牲者が出ている。
リヴィウ市リチャキウ地区裁判所は16日、国家反逆罪容疑などで裁判が続き、2月24日のロシアの全面的侵攻開始以降に、自宅軟禁を破り逃亡するも、4月12日に保安庁(SBU)に拘束されたヴィクトル・メドヴェチューク容疑者(最高会議(国会)野党生活党議員)の未決囚予防措置として拘置(逮捕)を選択した。
ウクライナのヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合相は16日、現在、ロシアの捕虜となっているウクライナ軍人は約700人で、さらに民間人も1000人以上が拘束されていると発表した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は16日、現時点でウクライナの安全保証国となる準備を示しているのは、英国、米国、イタリア、トルコだと述べ、同時にこの数はさらに増えるだろうと発言した。
ウクライナ最大の大富豪(オリガルヒ)と言われるリナト・アフメトフ氏は、自身の主要企業「アゾフスタリ」と「イリチ記念マリウポリ治金コンビナート」のある東部マリウポリ市の戦後の復興を支援すると約束した。
2022年4月16日
ウクライナのデニーソヴァ最高会議(国会)人権問題全権は16日、ウクライナ南部ヘルソン州を占領するロシア占領軍は、5月上旬に偽の「住民投票」を実施することを計画していると伝えた。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、ロシア軍人がマリウポリを防衛するウクライナ軍人を殲滅した場合、いかなる協議フォーマットにも終止符が打たれるかもしれないと発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は16日、ロシアがマリウポリを防衛しているウクライナ軍人に投降することを提案しており、命の保証を約束しているが、実際には、2014年のイロヴァイシクの時のように、ウクライナ軍人を銃殺したがっている可能性は排除できないと発言した。
16日、ゼレンシキー宇大統領とジョンソン英首相は16日、電話会談を行い、防衛・財政支援に関する合意などにつき協議を行った。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、ロシアがウクライナに対して開始した現在の全面的戦争の終結に関する文書は、二つの合意から構成されるかもしれないと発言した。1つはウクライナにとっての安全保証合意、もう1つはウクライナとロシアと二国間合意だという。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、2月24日に始まったロシアの対ウクライナ全面的侵攻の結果、2500〜3000人のウクライナ軍人が死亡したと発言した。
ウクライナでは、ロシア軍による各地での攻撃が続いている。ウクライナ東部ルハンシク州クレミンナでは15日から16日にかけての夜間の砲撃で、男性1名が死亡。同州リシチャンシクでは、3名の女性が負傷。シェヴェロドネツィクではガス送管が破壊された。
ウクライナのゼレンシキー大統領は15日、ユダヤ人コミュニティに対してユダヤ教の記念日「ペサハ(過越)」を祝うメッセージを発出した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は15日、ロシア軍に封鎖されているマリウポリ問題につき、治安機関幹部との協議を行った。
ウクライナのマリャル国防次官は15日、ロシアは報復好きな国であるとし、そのため黒海艦隊旗艦のミサイル巡洋艦「モスクワ」撃沈によりロシアが復讐を行う可能性はあるが、しかし、ウクライナではそもそも戦争はすでに高烈度局面にある」と発言した。
ウクライナ国境警備庁は15日、ロシア領からウクライナ領北部チェルニヒウ州のウクライナ国境警備隊配備地点へ向けた砲撃が確認されたと伝えた。
ウクライナのゼレンシキー大統領は15日、ロシア軍から解放された自治体の数は918に上り、その内338で人道支援本部の活動が始まったと伝えた。
ウクライナのゼレンシキー大統領は15日、ロシア侵略軍はウクライナ東部と南部の民間人に対してテロを行っているが、残虐行為によってロシアが戦争に勝てることはないと指摘した。
2022年4月15日
ウクライナの公共放送局「ススピーリネ」の調査報道番組「スヘーミ」の記者たちは、ニュースサイト「ラジオ・リバティ」編集部と共同で、ウクライナの保安庁(SBU)が通信傍受して発表した、ウクライナ人女性への性暴力に関する会話の声の主であるロシア国籍男女を特定したと発表した。
15日、ウクライナとロシアが合意した人道回廊を通じて戦闘の激しい地域や被占領地から避難した住民は2864人、その内363人がマリウポリから避難した。
米国防省は15日、ロシア海軍黒海艦隊旗艦ミサイル巡洋艦「モスクワ」に発生した火災、弾薬の爆発、沈没の原因が、2発のウクライナの対艦ミサイル「ネプトゥーン」の着弾であったと認めた。
ウクライナ軍人は、現在ロシア軍に占領されているウクライナ南部ヘルソン州の情勢は引き続き困難だとしつつ、住民に対して「私たちはもうすぐ到着する」と呼びかけた。
パウリューク・キーウ(キエフ)州軍行政府長官は、ロシア軍は15日を通じて同州に3回ミサイル攻撃を行ったとし、今後も攻撃が続く可能性があると発言した。
ウクライナの国家警察は、4月15日時点で判明した、キーウ(キエフ)州にて、ロシア軍人に殺されたウクライナ国民は、約900人であり、その内ブチャが350人以上だと発表した。
ロシアからの侵略を受けるウクライナの東部ハルキウ州クプヤンシク市市長がロシア軍に同市を明け渡した上で、ロシアに逃亡した。
ウクライナ軍は、ロシア海軍黒海艦隊旗艦ミサイル巡洋艦「モスクワ」の撃沈は、ロシアの野心に非常に大きなダメージを与えるものであったとしつつ、同国が復讐する可能性を警告している。
ウクライナのゼレンシキー大統領は14日、ロシア連邦がウクライナに対して全面的侵攻を始めた時、世界中で誰一人として、ウクライナの人々が耐えられると確信していなかったと発言した。
スロバキアのナド国防相は、ロシア軍のウクライナへの全面的軍事侵攻を受けて、プーチン露大統領を「ヒトラーと同等だ」と形容した。
ウクライナ軍の南部作戦を担当する作戦司令部「ピウデン(南)」は14日、ロシア軍とウクライナ軍が被拘束者の交換に合意し、ロシア兵4名、ウクライナ兵5名が解放されたと伝えた。
ウクライナのダニーロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は、ロシア連邦のウクライナへの全面的侵攻は、当初2月22日に予定されていたと発言した。