10日の露軍ミサイル攻撃によるウクライナ民間人の死者19名に
ウクライナ国家非常事態庁は、10月10日のロシア軍によるウクライナ各地への大規模ミサイル攻撃による死者数は、11日7時時点で19名に上ると発表した。
ウクライナ国家非常事態庁は、10月10日のロシア軍によるウクライナ各地への大規模ミサイル攻撃による死者数は、11日7時時点で19名に上ると発表した。
ウクライナへの侵略を続けるロシア軍は11日朝、ウクライナ南部ザポリッジャを再びミサイルで攻撃した。その結果、住宅や教育・医療施設が損傷し、死傷者が出ている。
ウクライナのクレーバ外相は10日、アフリカ諸国は、前線で威力を発揮しているウクライナの武器に強い関心があると発言した。
2022年10月10日
ウクライナのゼレンシキー大統領は、10日のロシア軍のミサイル攻撃による被害を克服する作業がウクライナ全土で続いており、多くの地域ですでに電力供給が復旧しているが、同時に電力需要ピークの時間帯に節電を行うよう国民に呼びかけた。
ウクライナのゼレンシキー大統領は10日、バイデン米大統領と電話会談を行い、防空システム、G7による強力な対応、国連総会の決議採択投票での支持につき協議を行った。
ウクライナのクレーバ外相は、アフリカ諸国に対して、「中立」の態度を止め、ロシアによるウクライナの民間人と重要インフラへの意図的な攻撃を非難するよう要請した。
バイデン米大統領は10日、ロシアによるウクライナの町々に対するミサイル攻撃を強く非難した上で、同盟国・パートナー国とともにロシアに侵略のコストを課し続けていくと発言した。
ウクライナは、国内の電力システムの安定化のために、10月11日から電力輸出を停止する。
ウクライナのゼレンシキー大統領は10日、同日のロシア軍によるウクライナ各地へのミサイル攻撃を受けて、トラス英首相、ショルツ独首相、マクロン仏大統領、ルッテ・オランダ首相、ドゥダ・ポーランド大統領と電話会談を行った。
10日のロシア軍によるウクライナ各地への大規模ミサイル攻撃による犠牲者は、同日17時時点で民間人11名が死亡、89名が負傷したことが判明している。
ウクライナ国防省情報総局所属のユソウ氏は、10日のウクライナの重要インフラへのミサイル攻撃は、ロシアで8日にウクライナの軍事作戦の総司令官に任命されたセルゲイ・スロヴィキン航空宇宙軍総司令官の仕事のスタイルだと指摘した。
ウクライナのシュミハリ首相は10日、ウクライナ11州とキーウ市のエネルギーインフラ施設に対する数十発のミサイルの着弾があったと報告しつつ、大半の施設は両日中に復旧できると発言した。
マクロン仏大統領は10日、ゼレンシキー宇大統領との電話会談の際、フランスによるウクライナへの支援増加のコミットメントを確認した。
10日のウクライナ南部ドニプロペトロウシク州へのロシア軍のミサイル攻撃により、市民4名が死亡、約16名が負傷した。
ドイツ国防省は10日、ウクライナへ4基提供予定の防空システム「アイリスティー(IRIS-T)」の1基目の発送を報告した。
ウクライナ大統領府のティモシェンコ副長官は10日、国民に対して同日17時から22時にかけての節電を呼びかけた。
ウクライナ空軍司令部のイフナト報道官は、ロシア軍は10日朝のウクライナへの大規模ミサイル攻撃にて高性能ミサイルを使用したと発言した。
ドイツ首相府のヘーベシュトライト報道官は10日、G7が11日にウクライナ情勢でビデオ会合を開催すると発表した。
10日朝のロシア軍によるキーウ州ブロヴァリ地区へのミサイル着弾で、市民1名が死亡、1名が負傷、オブーヒウ地区では6名が負傷した。
10日朝のロシア軍のウクライナ各地8州への攻撃により、民間人が8名死亡、36名が負傷した。
ウクライナのレズニコウ国防相は、10日朝のウクライナ各地へのロシア軍によるミサイル攻撃を受けて、テロリストのミサイル攻撃では、ウクライナ人の勇敢さを壊すことも、同盟国の決意を揺らがすこともできないと発言した。
キーウ市軍行政府は、10日朝のロシア軍のミサイル攻撃により、キーウ市の4地区(シェウチェンキウシキー地区、スヴャトシンシキー地区、ホロシーウシキー地区、デゥニャンシキー地区)で着弾が確認されたと発表した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、10日朝のロシア軍によるウクライナ各地への大規模ミサイル攻撃を受けて、ロシア軍の標的はエネルギー施設と人の2つだと発言した。
ザルジュニー・ウクライナ軍総司令官は、10日朝、ロシア軍はウクライナに対して75発のミサイルを発射したと発表した。
ロシア軍の侵略を受け続けているウクライナでは、10日の未明から朝にかけて、各地(キーウ市、リヴィウ州、ドニプロペトロウシク州、ザポリッジャ州、キロヴォフラード州、ミコライウ州、キーウ州)でミサイル着弾と思われる爆発が報告されている。
10日朝、ウクライナ首都キーウのシェウチェンキウシキー地区とソロムヤンシキー地区で爆発音が複数回聞かれた。
2022年10月9日
9日、ウクライナ南部オデーサ州の海洋港3港から、農産物を載せた貨物船が13隻、「穀物回廊」を通じて出帆した。
10月7日にウクライナのゼレンシキー大統領と最高会議(国会)が北方領土を含めた形での日本の主権と領土一体性を認める決定を下したことにつき、コルスンスキー駐日ウクライナ大使は、日本社会では今回の決定は友好国による公正な行動と受け止められていると発言した。
ウクライナへの侵略を続けるロシア軍は9日未明、ウクライナ南部ザポリッジャ市に対して数十弾のミサイルによる攻撃を行った。集合住宅が破壊され、死亡した住民は現時点で13名判明している。