アテネでゼレンシキーと11か国首脳、ウクライナ支持の宣言を採択
バルカン諸国の11人の首脳は21日、ミツォタキス・ギリシャ首相が主催し、ゼレンシキー宇大統領も出席した首脳会議の際に、ウクライナの領土一体性への支持を表明する「アテネ宣言」を採択した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、アテネにてセルビアのブチッチ大統領と会談し、二国間関係の発展や国連憲章の尊重について協議した。
バルカン諸国の11人の首脳は21日、ミツォタキス・ギリシャ首相が主催し、ゼレンシキー宇大統領も出席した首脳会議の際に、ウクライナの領土一体性への支持を表明する「アテネ宣言」を採択した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は21日、ギリシャを訪問し、同国のミツォタキス首相やサケラロプル大統領と会談した。
2023年8月21日
ウクライナのゼレンシキー大統領夫妻は21日、デンマーク訪問時にマルグレーテ2世デンマーク女王に謁見した。
フィンランドのニーニスト大統領は、ロシア連邦によるフィンランドへの圧力は強まっていると指摘した。
2023年8月20日
ウクライナのゼレンシキー大統領は20日、ウクライナは領土を断念する準備があるか、との質問に対して、ロシア領ベルゴロドをNATO加盟を交換する準備ならあると皮肉で返した。
2023年8月19日
モルドバのサンドゥ大統領は、同国は国内のトランスニストリア紛争につき、平和的な手段でのみの解決を望んでいるとしつつ、ロシアの対ウクライナ戦争にてウクライナが勝利した際には、トランスニストリア紛争解決に向けた地政学的な機会が生じるかもしれないと指摘した。
ウクライナ国防省傘下情報総局のブダーノウ局長とジェパル(ジャパロヴァ)外務第一次官は、松田邦紀駐ウクライナ日本大使と会談し、ウクライナ・日本二国間関係の強化について協議した。
2023年8月18日
ウクライナ国防省傘下情報総局所属のユソウ氏は18日、ウクライナは同国で拘束されている民間のロシア国民とロシアで戦争に反対して、実刑判決を受けた民間人の交換を行う準備があると発言した。
17日、キーウのウクライナ大統領府にて、ゼレンシキー大統領提案の10項目和平案「平和の公式」の第9項目である「戦争のエスカレーションと侵略再来の防止」の実現に向けた作業を行う作業部会の第1回会合が開催された。
英国防省は、ロシアが占領するウクライナ領にてウクライナ国民のアイデンティティを侵食しようとしていると指摘した。
米国務省は、現在のロシア・ウクライナ戦争におけるウクライナの勝利とは同国領土からロシアを完全に追放することを意味するとの見方を改めて指摘した。
ゼレンシキー宇大統領は17日、ブルガリア、エストニア、ラトビア、リトアニアに対して、G7首脳が7月にビルニュスで採択した「ウクライナ支援宣言」への合流につき謝意を伝えた。
2023年8月17日
ウクライナのクレーバ外相は16日、モルドバ首都キシナウにおける各国に駐在するモルドバ大使の会合にて、オンラインでスピーチを行った。
北大西洋条約機構(NATO)は、イェンセン同事務総長官房長による、ウクライナによる自国領放棄と引き換えに同国がNATOに加盟する可能性に関する発言を「誤り」と指摘した。
ウクライナのクレーバ外相は17日、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は、ウクライナがNATO加盟のために領土面で譲歩することはあり得ないという非常に明確な立場をとっていると発言した。
2023年8月15日
8月上旬、東京で第7回「ロシア後の自由な民族フォーラム」会合が開催された。
2023年8月14日
モルドバ外務欧州統合省は14日、同国南部のガガウズ民族が多く居住する「ガガウズ自治区」がロシア首都モスクワに独自に代表部を開設することはできないと説明した。
2023年8月10日
ウクライナのクレーバ外相は、ウクライナがロシアと協議を行うのはロシア軍がウクライナ領から撤退した場合のみであるが、それが生じるのはプーチン政権下ではないとの見方を示した。
ウクライナのノヴィコウ国家汚職防止庁(NAPC)長官は、ロシアで事業を継続することで同国の戦争遂行能力強化に加担していると判断される企業「国際戦争支援者」のリストには、現在31の国際企業が加えられており、その内国別で最も多いのは中国企業だと指摘した。
2023年8月9日
ウクライナ最高会議(国会)は9日、国際社会に対して、ウクライナ領ドネツィク州、ルハンシク州、ザポリッジャ州、ヘルソン州の占領地においてロシアが実施を計画している偽選挙を承認することのないよう呼びかけを行った。
ウクライナのゼレンシキー大統領は8日、クリミア脱占領政策会合を開催したと報告した。
2023年8月8日
ウクライナのクレーバ外相は7日、米国のブリンケン国務長官と電話会談を行い、ウクライナの和平案「平和の公式」支持やウクライナへの長射程ミサイル「エイタクムス」供与について協議を行った。
ウクライナのヴェニスラウシキー最高会議(国会)内大統領代表は7日、ウクライナで戒厳令下において選挙を実施することに関する議論は現在一切行われていないと発言した。
ウクライナのイェルマーク大統領府長官は、5、6日にサウジアラビア・ジッダにて開催されたウクライナ和平協議開催に関し、ゼレンシキー大統領の提案した和平案「平和の公式」の作業を行う準備のある国が増えてきていると発言した。
米国、独、仏の政府関係者は、5、6日にサウジアラビア・ジッダにて開催されたウクライナ和平協議を肯定的に評価していると発言した。
2023年8月7日
ウクライナのジョウクヴァ大統領府副長官は、5、6日のサウジアラビア・ジッダで開催された、ウクライナ和平に関する国家安全保障補佐官・外務省政治局長級協議にて、あたかもウクライナ側が、自らの提案する「平和の公式」の1項目であり、和平の必要条件であるロシア軍のウクライナ領からの撤退につき、譲歩したかのように伝える報道を否定した。
ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は、5日にサウジアラビア・ジッダにて開催されたウクライナ和平協議について、最も困難な問題は、戦争の終結のためにロシアがウクライナ領を去らねばならない、ということを全ての国が理解しているわけではないことだと発言した。
独シュピーゲル誌は、5日にサウジアラビア・ジッダで開催されたウクライナ和平協議につき、結論文書は出なかったが、「中国から注意深い肯定的シグナル」があったと報じた。
ウクライナのイェルマーク大統領府長官は、5日にサウジアラビアのジッダにて開催された首脳補佐官級協議につき、各国参加者はウクライナのための平和原則につき異なる視点を示したが、同時に全ての参加者が国連憲章、国際法、主権と領土一体性への尊重の原則にコミットしていると表明したと伝えた。