全面的戦争開始から400以上の共同体がロシア正教会系からウクライナ正教会へ移籍
ウクライナ正教会は、2月24日のロシア連邦による対ウクライナ全面的侵略開始から、ウクライナ国内の400以上の宗教共同体がロシア正教会傘下のウクライナ正教会モスクワ聖庁から、独立しているウクライナ正教会へと移籍したと発表した。
アンドリュシチェンコ・マリウポリ市長顧問は、ロシアの侵略によりマリウポリ市では少なくとも2万2000人が死亡したと発言した。
ウクライナ正教会は、2月24日のロシア連邦による対ウクライナ全面的侵略開始から、ウクライナ国内の400以上の宗教共同体がロシア正教会傘下のウクライナ正教会モスクワ聖庁から、独立しているウクライナ正教会へと移籍したと発表した。
ゼレンシキー大統領は24日、4月に任命したタミラ・タシェヴァ・クリミア自治共和国ウクライナ大統領常駐代表(代表部はキーウに位置)などと会談し、クリミア脱占領問題について協議を行った。
最新の世論調査によれば、82%のウクライナ国民は領土面での譲歩はいかなるものも受け入れないと考えていることがわかった。
2022年5月24日
カナダ政府は、ウクライナに155ミリ口径火砲用の砲弾を2万発以上などを提供することを発表した。
ロシアが占領を続けるウクライナ南部ヘルソン州の状況について、同地出身のアンティペンコ記者は、現在ロシアは同州でのメディア・プレゼンスを高めようとしており、住民が上方面で孤立しないようにしなければならないと指摘した。
フォンデアライエン欧州委員会委員長は24日、ロシアはウクライナの港を封鎖することで穀物の輸出を妨害し、ウクライナの平原で戦闘を行うことで、全世界を食料危機にさらしながら、国際社会に対して飢餓の脅威でもって脅しをかけていると発言した。
ニュージーランド政府は、約30人の軍指導官を英国へ派遣し、そこでウクライナ軍人に105ミリ口径榴弾砲L119の使用訓練を行う決定を採択した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、ウクライナ軍はロシア軍から人々の命を守るためにパートナー国からの強力な武器を必要としていると発言した。
ウクライナの郵便企業「ウクルポシュタ」社は、再販を開始したロシアの巡洋艦「モスクワ」の撃沈を記念する切手「ロシアの軍艦…おしまいだ!」につき、再販初日に約80万枚販売したと発表した。
オースティン米国防長官は23日、第2回となる、40か国以上の各防衛相が参加するウクライナ防衛支援会合を開催した。
ウクライナ東部ドネツィク・ルハンシク両州では、ロシア軍の砲撃により民間人7名が死亡、10名が負傷した。
ウクライナ軍はロシア軍に対して強力な抵抗を行い、東部ドネツィク・ルハンシク両州の自らの地点を防衛している。同時に、ロシア軍は、複数の局地的成功を収めている。他方で、同軍がさらに西へ進む場合、兵站面での困難が生じる可能性がある。
2022年5月23日
ウクライナ東部ルハンシク州のハイダイ州軍行政府長官は23日、ロシア軍が同州へ25個の大隊戦術群(BTG)、約1万2500人の兵力を集結させており、臨時州都シェヴェロドネツィクはあらゆる兵器により壊滅させられていると伝えた。
ロシアにより制圧されたウクライナ東部マリウポリに残る住民に対し、アンドリュシチェンコ市長顧問は占領下を生き延びるための複数のアドバイスを提示した。
ヴァルソロメオス1世コンスタンティノープル全地総主教は、今後ウクライナ東部マリウポリの防衛戦に参加していたウクライナ軍人たちの安全と帰還を祈っていく。
マリウポリを制圧したロシア軍・占領政権は、マリウポリ港敷地から金属や穀物の残りを運び出すために、市内の鉄道用線路の修理を始めている。
ホフマン独政府代表は、独政府は引き続き現在のロシア・ウクライナ戦争につきウクライナ自身が自らの目的を定めるべきだとの考えを維持していると発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は23日、世界はまだ、ロシア連邦に自らの侵略行為の代償を払わせるだけの制裁を科していないと発言した。
キーウ(キエフ)市ソロムヤンシキー地区裁判所は23日、スーミ州の非武装民間人を殺害した罪でロシア軍人ヴァジム・シシマリン被告への終身刑を言い渡した。
23日、ウクライナ各地の郵便局にて、ロシア軍のミサイル巡洋艦「モスクワ」の撃沈を記念した切手の再販が始まった。キーウ(キエフ)中央の郵便局前には朝から大行列ができている。
ウクライナ東部での進軍を強めるロシア軍は、ドネツィク州の前線全域の砲撃を継続。アウジーウカにて建物20軒、学校1軒が損壊するなど甚大な被害が出ている。
ロシアは、対ウクライナ全面的侵略の3か月で、ソ連がアフガニスタン戦争の9年間で出した戦死者数と同じくらいの損耗を被っている。
ウクライナ軍軍楽隊民族音楽グループ「スヴャトヴィド」は、今次の戦争でウクライナ側で人気となった『バイラクタル』(タラス・ボロヴォク作詞・作曲)の演奏動画を公開した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は22日、キーウ(キエフ)を訪問したポーランドのドゥダ大統領と会談した。
2022年5月22日
ドイツのシュピーゲル誌は、ロシア連邦はウクライナに対する戦争の目的の一つとして「非ナチ化」を宣言していたが、そのロシア自体が戦闘に自国のネオナチ関係者を参加させていると報じた。
ポーランドのドゥダ大統領は22日、ウクライナ首都キーウ(キエフ)を訪問した際に、ウクライナ最高会議(国会)にて演説を行った。ドゥダ大統領は、ウクライナの復興はロシアからの賠償金や西側諸国の銀行から接収されるロシアの資金によって行われるべきだとの考えを示した。
ウクライナ最高会議(国会)は22日、戒厳令と総動員の期間を8月23日までの90日間延長した。
22日、ウクライナ首都キーウ(キエフ)中心部のミハイル広場にて、破壊されたロシア侵略軍の屋外展示が始まった。
コスタ・ポルトガル首相は21日、ウクライナへ2億5000万ユーロの財政支援を行い、またあらゆる可能な軍事的サポートも供与していくと発表した。