ウクライナの裁判改革は重要な局面に入った=EU大使
マッティ・マーシカス駐ウクライナ欧州連合(EU)大使は、ウクライナの裁判改革は現在重要な局面に入っており、ウクライナ政権は改革実現の道の最後の障害を取り払うべく、執念を示さなければならないと指摘している。
2021年9月15日
マッティ・マーシカス駐ウクライナ欧州連合(EU)大使は、ウクライナの裁判改革は現在重要な局面に入っており、ウクライナ政権は改革実現の道の最後の障害を取り払うべく、執念を示さなければならないと指摘している。
欧州連合(EU)のボレル上級代表は、EU外政にとって重要な方向性の一つは東方パートナーシップ(EaP)参加国をはじめとする東方諸国での民主主義の発展であり、それはEUの利益に適うことだと発言した。
2021年9月14日
欧州評議会議員総会(PACE)秋会期の議題として、ロシアによるクリミア先住民への政治的迫害問題につき、議論実施の要望が出されている。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、ロシアの占領するクリミアとセヴァストーポリの状況に関する報告書を公開し、現地の人権状況の継続的悪化、ロシア占領政権によるユネスコ世界遺産やその他の記念碑に対するひどい扱いや略奪の被害が生じていると報告した。
ウクライナ閣僚会議(内閣)は13日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡散防止のための防疫制限の新たな規定を導入する閣議を採択した。
2021年9月13日
ゼレンシキー大統領は、プーチン露大統領との会談の実施を追求しているが、しかし、ロシア側はクリミア問題の議論を行う準備ができていない。ウクライナ側は、被占領地問題の協議なくして、会談に意味はないと考えている。
ゼレンシキー大統領は、米国の支援への依存の観点から、ウクライナをアフガニスタンと比較するのは正しくないとの見方を示した。
ゼレンシキー大統領は、現在ウクライナは米国にとっての優先的な国であるとしつつ、ウクライナは米国の行動に期待していると発言した。
チャヴショール・トルコ外相は、トルコはロシアによるクリミア「併合」を認めない、クリミア・タタール人をサポートし続けると述べた。
2021年9月12日
オレクシー・レズニコウ副首相兼一時的被占領地再統合問題相は、第76回国連総会にて、ウクライナ東部のドンバス問題についての決議が採択されるべきだとの考えを示した。
2021年9月11日
マクフォール元駐露米大使(スタンフォード大学政治学教授)は、プーチン露大統領は民主主義より権威主義に近く、バイデン米大統領の対露接近政策は成功しないとの見方を示した。
クレーバ外相は、ロシア連邦とベラルーシの戦略的軍事演習「ザーパド2021」にて実施されているシナリオは非常に深刻なリスクをはらむものであるため、ウクライナは注意深くフォローしていると発言した。
クレーバ外相は、ウクライナは自らのレッドラインを越えない範囲でミンスク諸合意を履行していく。
ヌーランド米国務次官は、米国は、現在独仏宇露4国にてドンバス情勢平和的解決協議を行っている「ノルマンディ・プロセス」に参加する、あるいは、以前のように同プロセスに並行してサポートを行う準備があると発言した。
2021年9月10日
欧州連合(EU)理事会は、ウクライナの領土一体性、主権、独立の弱体化・脅威をもたらす行為を行う個人・法人を対象とする対露制裁を2022年3月15日までの6か月間延長する決定を採択した。
ウクライナ最高会議(国会)は10日、被占領下ウクライナ領クリミアにて先住民クリミア・タタール人に対する更なる弾圧を非難するよう国際社会に呼びかける声明決議を採択した。
ゼレンシキー大統領は、ウクライナと中国の協力に、米国からの影響は感じてないと発言した。
ゼレンシキー大統領は、ウクライナは北大西洋条約機構(NATO)への加盟の準備があると指摘しつつ、ウクライナが加盟しなければNATOは失われ、EUは弱体化するだろうと発言した。
ロシア国営ガスプロム社は、9月10日、独露間で建設を続けていたガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」の敷設を完了したと発表した。
2021年9月9日
欧州連合(EU)加盟国の常駐代表委員会(コレペール)は8日、ウクライナの主権・独立を弱体化させる行為に関する対露制裁パッケージを半年間延長する決定を支持した。
国連ウクライナ代表団は、北朝鮮に対して、核実験の停止と完全な非核化を要請した。
2021年9月8日
8日、ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、第76回国連総会に出席するために9月末にニューヨークを訪問する予定である。
被占領下ウクライナ領クリミア・モロジジュネ町にて、ロシア占領政権当局が、先住民であるクリミア・タタール民族の代議機関「メジュリス」の元メンバーであるエルダル・メンセイトフ氏を拘束し、不明な方向へと連れ去った。
ウクライナ最高会議(国会)は8日、米議会に対して、北大西洋条約機構(NATO)外での同国の主要同盟国の地位をウクライナに付与することを要請する呼びかけ決議案(第5380)を採択しなかった。
ウクライナ最高会議(国会)は8日、ロシア連邦が9月19日に予定する国家院(下院)選挙に向け、一時的被占領下ウクライナ領でも違法に選挙準備をしていること、またドネツィク・ルハンシク両州一部被占領地域のウクライナ国民も投票に参加できるようにしていることから、同選挙の合法性を認めないよう国際社会に呼びかける決議を採択した。
7日、被占領下ウクライナ領クリミアのロシア占領政権の連邦保安庁(FSB)は、4日に拘束したクリミア・タタール系住民が「ガス管に対する破壊工作」を企図していたことを「自白」したとする動画を捜査上の証拠として公開した。
ロシアが占領するウクライナ領クリミアにて、9月3、4日、占領政権当局が先住民クリミア・タタール人の複数の民家に家宅捜索を行い、住民5名を拘束し、その後被拘束者の所在を確認するために集まった数十名の住民もさらに拘束した件につき、米国や欧州連合(EU)及び同加盟国がロシアを非難するメッセージを発出している。
2021年9月7日
ウクライナ最高会議(国会)与党会派「人民奉仕者党」のアラハミヤ会派長は7日、ウクライナ内閣の閣僚3、4名の更迭が予定されていると発言した。
クレーバ外相は、ロシア政権はゼレンシキー大統領とプーチン露大統領のあり得る首脳会談の議題につきすでに交渉を始めていると発言した。
最新の世論調査によれば、国民の間における政治家への信頼度が最も高いのは、ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領の50%だった。